e-hon もうすぐ出る本の予約より


青土社 『ジャン・ジュネ ユリイカ2011年1月号』 12/27 \1,300 ((生誕百年を迎え、処女小説『花のノートルダム』の新訳も世に問われた私生児を、新たなる還俗の輝きのもとに論じる試みである))
青土社 『バッハの暗号 数と創造の秘密』 ルース・タトロー/森夏樹訳 12/下 \2,940 ((バッハの創作法を解き明かすべく、数=音=文字の照合をさぐる様々な研究がなされてきた。カバラゲマトリアをはじめとする数秘術、聖書の数を表すシンボル・・・・・・。はたしてバッハはほんとうに数象徴を操って作曲したのか?これまでの数象徴説を逐一紹介・検証し、バッハ像をめぐる真相に迫る。巻末付録:「数アルファベット式」多数収録))
青土社 『寄生虫のはなし わたしたちの近くにいる驚異の生き物たち』 ユージン・H・カプラン/篠儀直子訳 12/下 \2,520 ((サナダムシ、マラリヤ原虫、エキノコックス、ウェステルマン肺吸虫、ビルハイツ住血吸虫・・・・・・おなじみの面々から耳慣れない連中まで。おもわず感心してしまう驚きの生態や、あまりのおぞましさにゾッとするライフサイクルを、愛情たっぷりに語りつくす。これを読めばあなたもきっと寄生虫博士になれる))
青土社 『バイオ・キャピタル ポストゲノム時代の資本主義』 カウシック・S・ラジャン/塚原東吾訳 12/下 \3,570 ((ヒトゲノムの解読が完了したポストゲノム時代、それは生と資本のまったくあたらしい関係のはじまりだった。フーコーマルクスの理論を用いながら、サンプリングされたDNAから遺伝子情報がデータベース化され、わたしたちの生すらも資本として流通し消費されてしまうおそるべき現実を描きだす。インドとアメリカという二大拠点におけるゲノム産業と製薬産業を舞台にくりひろげられる、これはあたらしい時代のバイブルである))
青土社 『臨床するオートポイエーシス 体験的世界の変容と再生』 河本英夫 12/下 \2,730 ((生命システムの謎に挑みつづける「オートポイエーシス」の構想。半身麻痺や発達障害といった脳神経系障害とリハビリテーションの現場で、「意識」や「行為」の概念が新たに定式化され拡張していく。あらゆる人間の生の深層に届く言葉を繰り出す唯一無二の知の実践))
青土社 『数と正義のパラドクス 頭の痛い数学ミステリー』 ジョージ・G・スピロ/寺嶋英志訳 12/下 \2,520 ((多数決がいちばん公正と誰もが思う選挙や投票だが、そのシステムは実は欠陥だらけ。パズル結果のような数値の横行が、権力を支配し左右する――。この数と正義のパラドクスという難題に、数学・統計学や数学者列伝、さらに哲学・歴史・政治学から大胆・精緻に迫る。民主主義にとって数とは何なのか))