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青土社 『バッハマン/ツェラン往復書簡集 心の時』 インゲボルク・バッハマン+パウル・ツェラン/中村朝子訳 12/中 \5,040 ((第二次大戦の傷跡が生々しいウィーンで、後に戦後ドイツ文学の大スターとなる若い男と女がめぐり会った。すぐに激しい恋の炎が燃え上がるが、わずか一月半後、男は新天地を求め忽然とパリへ旅立つ。未来の再会を約束して・・・・・・。男は、パウル・ツェラン。20世紀を代表する詩人としての名声は不動。若き秀麗な女性は、インゲボルク・バッハマン。女性の自立と哀しみを歌い上げ文学史に名を刻む。細やかな心情を綴った手紙を女は頻繁に書き送る。親密な文通の事実を、男の妻に気づかれる・・・・・・。感動を誘われる、真実の声、魂の叫び――))
青土社 『インゲボルク・バッハマン全詩集』 インゲボルク・バッハマン/中村朝子訳  11/下 \3,990 ((第二次世界大戦直後に青春を謳歌した、オーストリア生まれの多才な女流詩人バッハマン。新しい時代を新しい言葉で捉えなおし、価値大転換期の現代人が直面する寄る辺ない心情を、みずみずしく歌い上げる。多くの共感を得て、再評価の機運著しい詩人の全詩作を結集))

白水社 『井上ひさし 日本の演劇人』 扇田昭彦編 12/中 \2,730 ((未完の連載「服部良一物語物語」「ユートピア諸島航海記」、編者との対談等を収録した、故井上ひさし演劇世界の全て))
白水社 『馬を盗みに』 ペール・ペッテルソン/西田英恵訳 12/中 \2,415 ((エクス・リブリス――「ぼくら、馬を盗みに行くんだ」1948年、スウェーデン国境に近いノルウェーの村で、父さんと過ごした15歳の夏))

山川出版社 『口語訳『即興詩人』 −アンデルセン作・森鴎外訳−』 安野光雅 11/下 \1,995 ((明治以来、森?外の美文調文語体訳で知られてきた恋の物語『即興詩人』。画家であり作家でもある安野光雅による現代口語訳で、19世紀の心昂る青春文学が鮮やかに甦る))