版元ドットコムより


法政大学出版局 『寛容の帝国 現代リベラリズム批判 』 ウェンディ・ブラウン/向山恭一訳 10/29 \4,830 ((サピエンティア13――宗教、政治、人種、エスニシティジェンダーなどを越えて、〈他者〉に対して寛容であるとはどういうことなのか? 本書は、M・フーコーの影響を強く受けつつ、政治思想史だけでなく、批判理論、フェミニズムポスト構造主義の領域を横断的に論じる著者が、倫理的な美徳や道徳的価値として推奨される寛容という言葉に内在する、その規制的で生産的な権力作用を徹底的に解剖する))