平凡社の出版物目録より


平凡社 『ゴーレムの生命論』 金森修 10/- ¥777 ((平凡社新書――ユダヤ教の魔術で土塊からできる人造人間〈ゴーレム〉。人工生命創造の夢は現代科学のうちに継承され、現実のものとなりつつある。いま、命の在り方が根本から問い直される))
平凡社 『新版 精神について』 ジャック・デリダ/港道隆訳 10/- \1,470 ((平凡社ライブラリー――主題はハイデッガーとナチズムの問題。非人間的なるものに対置される「精神」だが、ハイデッガーのそれは単純ではない。問い、技術、動物、存在という4本の糸を撚り合わせ、その複雑な貌に迫る))
平凡社 『大英博物館所蔵 春画 EROTIC ART IN JAPAN』 10/- \3,990 ((大英博物館コレクションより歌麿北斎など芸術性に優れた春画を一挙公開。初公開を含むオールカラー140点を収録し、春画の魅力を解読する))
平凡社 『盤上遊戯の世界史 シルクロード 遊びの伝播』 増川宏一 10/- \2,940 ((遊戯具はすでに新石器時代の遺跡から発見され、陸と海の回路を辿って世界各地に拡がり、多様な進化をとげた。遊戯研究の第一人者による人類のもう一つの文化史、遊びの世界史))
平凡社 『絵画をいかに楽しむか』 ヴィクトル・I.ストイキツァ/岡田温司監修 10/- \2,940 ((ルネサンスから現代まで、時代と地域を超越する議論は本講演集でも健在。美術史に収まらぬ独自の視点が西欧周縁出身から来ることを明かす日本オリジナルの自伝的テクストを併録))