e-hon もうすぐ出る本の予約より


創元社 『書影でたどる関西の出版100』 林哲夫 10/22 \10,500 ((明治以来、出版社の栄枯盛衰は激しく、東京の老舗出版社の限られた社史はあるものの、消えたマイナー出版社の歴史のほとんどが闇に埋もれたまま。まして関西の版元の足跡にはこれまで光が当てられなかった。本書は、明治〜昭和期に関西で出された珍本、稀本を一冊ずつ取り上げ、その著者や装幀、出版社の背景を紹介。豊富のカラー書影が読者の興味を倍増する。古書通の錚々たる筆者を結集して成った、愛書家すべてへの贈り物))

河出書房新社 『教養としての世界宗教事件史』 島田裕巳 10/8 \1,365 ((いまや宗教を無視しては現代世界を語れない。洞窟壁画、ピラミッド建設、イスラム教誕生、十字軍、宗教改革聖母マリア出現、文化大革命・・・・・・24の事件から人類と宗教の歴史の核心をつかむ))
河出書房新社 『生きるための自由論』 大澤真幸 10/8 \1,260 ((人類にとって至上の価値である「自由」。だが、それはいったいどこにあるのか? 脳科学の知見も参照しつつ、自由という概念自体の刷新を目論み、新たな連帯への方向性を示唆する刺激的論考))

国書刊行会 『映画監督ジュリアン・デュヴィヴィエ』 小林隆之、山本眞吾 10/下 \3,990 ((『望郷』など映画史に残る名作で日本でも戦前・戦後を通し青年層に絶大な影響を与えた映画監督の全容を初めて明らかにする決定版))
国書刊行会 『イビキュス』 パスカルラバテ/古永真一 10/下 \2,625 ((本邦初のバンドデシネコレクションが遂に刊行。バンドデシネとはフランスまたはベルギーのコミックを指す用語である。シリーズとしてまとまった刊行はこれまでになく、日本では初めてバンドデシネの概要を本格的に紹介するシリーズである。特に1990年代以降の、芸術性が高く、内省的な内容のバンドデシネ内におけるムーブメントを取り上げた、画期的なシリーズだといえる))