e-hon もうすぐ出る本の予約より


NTT出版 『フレンチ・セオリー』 フランソワ・キュセ/桑田光平・他訳 11/中 \4,200 ((フーコードゥルーズデリダらのいわゆる「フランス現代思想」が、いかにしてアメリカの大学世界に導入され、アマリカナイズされた批評理論=「フレンチ・セオリー」になっていったのか。壮大なスケールで知的歴史を辿る))
NTT出版 『LIFE−TEXT』 坂本龍一+高谷史郎/浅田彰監修 11/中 \3,360 ((20世紀を総括する坂本龍一の伝説のオペラ《LIFE》(1999)と坂本+高谷史郎《fluid,invisible,inaudible・・・》(2007)で使用された文学者、芸術家、科学者、哲学者、宗教家たちなどのテクストを集成し、作品映像と合せて編集したヴィジュアル・ブック。《LIFE》を言葉の面から総括し、作品のメッセージを明らかにする。さらに両作品のアドヴァイザー浅田彰の文章、浅田彰による坂本インタビュー、三者によるトークを収録))

河出書房新社 『田村隆一全集 1』 田村隆一/長谷川郁夫編 10/8 \4,725 ((生涯、持続的に詩を書き続けながらも、一方では「詩人」の枠を超え、評論、エッセイ、翻訳などにも多彩な才能を発揮し、破天荒でありながら柔らかく深い感性を持つ文学者として多くの人に愛された田村隆一の全体像に迫る、初の全集))
河出書房新社 『わたしは英国王に給仕した』 ボフミル・フラバル/阿部賢一訳 10/8 \2,310 ((池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 第3集――中欧文学巨匠の奇想天外な語りが炸裂する、滑稽でシュールな大傑作。給仕人から百万長者に出世した主人公の波瀾の人生を、ナチス占領から共産主義へと移行するチェコを舞台に描く))
河出書房新社 『モーツァルトの陰謀』 スコット・マリアーニ/高野由美訳 10/8 \1,890 ((モーツァルトは自分が殺されることを知っていた! ベン・ホープは軍隊時代の旧友の死を調べる内に、モーツァルトの死の謎に巻き込まれていく。『消えた錬金術師』に続くシリーズ第2弾))
河出書房新社 『寺山修司の愛した女優 演劇実験室◎天井棧敷の名華・新高けい子伝』 山田勝仁 10/15 \2,310 ((天井棧敷、伝説の看板女優・新高けい子。劇団解散後沈黙を続けたけい子への初の本格的なインタビューなどを元に、知られざるけい子と寺山との劇的な人生の軌跡と、二人の不思議な符号に迫る))
河出書房新社 『切りとれ、あの祈る手を <本>と<革命>をめぐる五つの夜話』 佐々木中 10/20 \2,100((取りて読め。筆を執れ。そして革命は起こった。思想界を震撼させた大著『夜戦と永遠』から二年。閉塞する思想状況の天窓を開け放つ、俊傑・佐々木中が、情報と暴力に溺れる世界を遙か踏破する。白熱の五夜一〇時間語り下ろし))

集英社 『楊令伝 十五天穹の章』 北方謙三 10/26 \1,680 ((漢(おとこ)たちはどう生き、戦ったのか。堂々完結!;梁山泊が進める自由市場に、自国が骨抜きにされることを恐れる南宋は、梁山泊に戦いを仕掛ける。一方、金もまた楊令の命を狙っていた・・・。新しき国を夢み、中原を駆け抜けた漢たちの物語、完結!))
集英社 『東京大学で世界文学を学ぶ』 辻原登 11/5 \1,680 ((現役東大生と学ぶ世界文学早わかり講義録;ユダの福音書ゴーゴリ二葉亭四迷村上春樹・・・。世界と日本の文学の歴史を振り返り、その果実を味わい尽くす。東大生と一緒に学ぶ、面白くてためになる世界文学早わかり講義録))