ビーケーワンより


:新潮社 『日本人は漱石をどう読んできたか』 石原千秋 5/- \1,575 
:新潮社 『裸はいつから恥ずかしくなったか 日本人の羞恥心』 中野明 5/- \1,260 
:新潮社 『求天記 宮本武蔵正伝』 加藤廣 5/- \2,100 ((巌流島の決闘は小次郎暗殺プロジェクト。存亡を賭けた細川家の機略に、若き武蔵は巻き込まれた。「保身の時代」に添えない男を、深い共感とともに描く。))
:新潮社 『妻に先立たれるということ』 川本三郎 5/- \1,260 
:新潮社 『実験』 田中慎弥 5/- \1,575 ((文芸誌の新人賞を貰って4年が経った。本も出た。しかし、小説一本の生活は想像していた以上に厳しかった。苦い無為の日々を送る男たちを描く3篇。))
:新潮社 『サラの鍵』 タチアナ・ド・ロネ/高見浩訳 5/- \2,415 ((新潮クレストブックス――パリで幸せに暮らす女性記者と、60年前ナチに連行された少女サラ。古い小さなアパルトマンで、ふたりの運命の糸がからみあう。200万部突破。))

中央公論新社 『あなたにあえてよかった テースト・オブ・苦虫8』 町田康 5/- \1,680 

日本放送出版協会 『ひとりの午後に』 上野千鶴子 4/- \1,365 ((世間知らずだった子ども時代から、孤独だった青春期、社会人としての日々、いまは亡き人々への思いまで。「けんかの達人」と呼ばれた社会学者が、その知られざる内面としなやかな暮らしを綴ったおとなのためのエッセイ集。))

早川書房 『幸せは見えないけれど 盲目の猫ホーマーに学ぶ人生の歩き方』 グウェン・クーパー/高里ひろ訳 5/- \1,680 
早川書房 『サイクリック宇宙論 ビッグバン・モデルを超える究極の理論』 ポール・J・スタインハート&ニール・テュロク/水谷淳訳 5/- \2,100 
早川書房 『預言』 ダニエル・キイス/駒月雅子訳 5/- \2,100 ((『アルジャーノンに花束を』の著者が12年ぶりに世に問う新作小説。究極のサイコ・サスペンス・アクションがベールを脱ぐ。))

原書房 『管理国家ゲーム』 石持浅海 5/- \1,680 
原書房 『かいぶつはここにいる』 水生大海 5/- \1,680 

文藝春秋 『グーグル秘録』 ケン・オーレッタ/土方奈美訳 5/- \2,400 

みすず書房 『失語症論』 井村恒郎 -/- \3,150 ((精神医学重要文献シリーズHeritage――失語症研究、統合失調症の家族研究で知られ、わが国の精神医学の黎明期を支えた著者の失語症論4篇を収録。とくに「失語−−日本語における特性」論文は、日本語特有の失語様式を発見した名論文。他の論文では、失語研究の歴史から、多種多様な失語の様式とその病理学を、症例をまじえて解説する。巻末解説は京都大学名誉教授・大東祥孝氏による。失語症は在宅ケアが基本。やや難解だが、類書が少ないので福祉職にもすすめたい一冊。))
みすず書房 『妄想論』 笠原嘉 -/- \3,570 ((精神医学重要文献シリーズHeritage――ドイツ語圏における先駆的な妄想研究を比較考察するとともに、妄想の成り立ちから経過・治療まで体系的に書かれている『現代精神医学大系』(1978年に中山書店)に収録された論文を加筆・修正。。中井久夫、安永浩、木村敏宮本忠雄など、日本の精神科医の研究にも巧みに触れ、精神病理学をめぐる基礎知識が凝縮されている。巻末には、著者自身による解説(「ドイツ学派のその後」)を付す。))

ミネルヴァ書房 『村上春樹とハルキムラカミ 精神分析する作家』 芳川泰久 5/- \2,940