e-honもうすぐ出る本の予約より


アスキー・メディアワークス 『映画式まんが家入門』 大塚英志 5/10 \800 ((まんがはいかに映画になろうとしたか?大塚英志の創作入門シリーズ第3弾。手塚治虫石ノ森章太郎宮崎駿らの作品を子細に検討しながら、日本におけるまんがの「映画的手法」の起源と展開を解き明かす。))
アスキー・メディアワークス 『死体の犯罪心理学』 上野正彦 5/10 \780 ((「中央大学教授刺殺事件」「大宮看護師バラバラ殺人事件」など社会を揺るがせた一連の事件を、犯罪心理学と法医学という別の角度で観察することでその真相をさぐり、社会的背景、さらには人間の本質に迫る。))

青土社 『食べるはなし』 西江雅之 4/下 \1,995 ((世界を旅して現地の人びとと食べ飲み寝て踊る不世出の人類学者である著者が、「食べる」ことについて「文化」をキーワードに考察する。))
青土社 『落葉隻語 ことばのかたみ』 多田富雄 4/下 \1,680 ((読売新聞夕刊に2年間連載の「落葉隻語」を中心にまとめたエッセイ集。しみじみと感興にひたり、あるいは矛盾に憤る著者の思いが悠揚迫らぬ共感をもたらす。))

:マガジンハウス 『パスタマシーンの幽霊』 川上弘美 4/22 \1,470 ((一篇が10ページ前後の短篇が22篇。なにしろ川上弘美のこの短篇群の面白さにはびっくりする。若い女性の一人称の作品が多いけれど、だからといって若い女性向きの作品集とばかりはいえない。そんなことはどうでもよくて、男性がよんでもたぶん心にしみるはず。これぞ川上魔術。何度でも読みたくなります))