ビーケーワンより


イースト・プレス 『「悪」の進化論 「邪悪の蕾」は密やかにふくらむ』 バーバラ・オークレイ/酒井武志訳 4/- \1,700 ((善人を騙し、家族を傷つけ、無差別に人を殺し、果ては変死。美しき異常者、姉の死の真相とは。邪悪な脳の正体、悪が飼育されていく驚愕のシステムをついに明かす。「悪の遺伝子」完結編。))

和泉書院 『賢治考証』 工藤哲夫 3/- \9,450 ((近代文学研究叢刊――宮澤賢治の人と文学について、恣意的な〈読み〉を排し、客観的に〈論証〉し得た(と考える)事だけを書くという態度で著わされた書。))

九州大学出版会 『モダニズム政治学 新順応主義者たちへの対抗』 レイモンド・ウィリアムズ/加藤洋介訳 3/- \3,990 ((モダニズムアヴァンギャルド芸術、メディア、映画、商業アート、カルチュラル・スタディーズを、碩学ウィリアムズがつなぐ。本邦初訳となる80年代のウィリアムズの決定的論集。))

:左右社 『大澤真幸THINKING「O」 創刊号 連帯のあたらしいかたち』 大澤真幸中村哲 3/- \1,050 ((社会学者・大澤真幸が、対談と論文で現代社会を特集形式で考える月刊誌「Oオー」創刊! 創刊号は、砂漠を通る20?を超える用水路を開通させ、アフガニスタンの人の命を救ったペシャワール会中村哲氏と対談。未来へとつながる思想的な起点を提示します。))

上智大学出版会 『認識批判から愛のユートピアへ ローベルト・ムージルの小説 -/- \3,675 

新人物往来社 『ヒットラーの通った道』 永峯清成 3/- \1,890 ((点と線で追うアドルフ・ヒットラーの一生。ベルリンからミュンヘンを経て、ヴィーンに至るまでの行程を忠実に再現し、ヒットラーの生涯をたどる。性格の一面をうかがわせるエピソードと、戦後の地域の姿も収録。))

:大修館書店 『文字の大陸 汚穢の都 明治人清国見聞録』 草森伸一 4/- \3,360 

筑摩書房 『「チャタレー夫人の恋人」と身体知 精読から生の動きの学びへ』 武藤浩史 5/- \2,625 ((「世界で最も誤解されている古典小説」を、知性と五感でとことん読む。エロスと勉強の融合からオルタナティブな生の地平を拓く野心的な論考。))