本やタウン:書籍近刊情報より


:秋山書店 『非業の死の記憶 大量の死者をめぐる表象のポリティックス』 池澤優、アンヌ・ブッシィ編 4/1 \2,835 ((「死者と生者の関係性を問う」シンポジウムの報告書。非業の死をとげた死者の記憶が生成され表象される追悼儀礼のメカニズム。))

春風社 『愛の叙事詩 パルダイヤン物語』 ミシェル・ゼヴァコ/鈴木悌男訳 4/5 \2,940 ((義理と人情の大活劇。史実をおりまぜ「聖バーテルミーの虐殺」の闇に迫る。あのサルトルが愛してやまなかった興奮の物語。))

水声社 『英国ミステリーの部屋 コナン・ドイルとアガサ・クリスティー』 昭和女子大学短期大学部文化創造学科 3/下 \2,100 ((ミステリーの二大巨匠の作品内で室内の家具、日用品はどう描かれているか。文学から19世紀英国文化を読む事典。170種の項目収録。))
水声社 『二重のランボー/オルフェウス王』 ヴィクトル・セガレン/木下誠訳 3/下 \5,250 ((セガレンがタヒチから帰国し、中国へ行くまでの思考の軌跡。文学と旅に裂かれたランボーを人格の分裂の理論で論じた表題作ほかを収録。))

誠文堂新光社 『宇野亜喜良 創作の現場』 イラストノート編集部編 4/中 \2,625 ((イラストレーターとして第一線で活躍している著者の創作現場を紹介。インタビューと取材により作品誕生までのプロセスを探る。))

創元社 『リトル・ピープル ピクシー、ブラウニー、精霊たちとその他の妖精』 ポール・ジョンソン/藤田優里子訳 4/上 \1,260 ((イギリス諸島で大昔から目撃されてきた、「リトル・ピープル」と呼ばれる妖精たちの姿とその秘密を探求する。))
創元社 『19世紀ドイツの軍隊・社会・国家』 ラルフ・プレーヴェ/阪口修平ほか訳 4/上 \2,940 ((ドイツの「軍隊と社会」学派の旗手プレーヴェによる軍事史研究の最新入門書。訳注、原語・訳語対照一覧、索引も掲載。))