e-honもうすぐ出る本の予約より


朝日新聞出版 『竜は鎧をまといて歌声に目覚む』 諸星崇/藤田香 3/19 \945 ((竜の乗り手・ディライヅたちが物資輸送する世界。駆けだしディライヅの少年リオルと不思議な少女カナンに巨大企業の陰謀が迫る))

岩波書店 『フリーダ・カーロディエゴ・リベラ』 イサベル・アルカンタラ、サンドラ・エグノルフ 3/18 \2,940 ((20世紀メキシコ美術史に燦然と輝く2人の巨星カーロとリベラ。その愛と互いの影響関係をあとづける。))
岩波書店 『ヴァレリー 知性と感性の相剋』 清水徹 3/19 \756 ((鋭敏で明晰な「知性」と、愛欲に翻弄されつづけた「感性」。その相剋に本質を見定める、魅惑的な伝記。))

河出書房新社 『混浴温泉世界 場所とアートの魔術性』 NPO法人BEPPU PROJECT 3/1 \2,940 ((世界中からアーチストが集まり、9万人を超える来場者数を記録した「別府現代芸術フェスティバル2009 混浴温泉世界」の全記録。))
河出書房新社 『月の花』 アイナール・トゥルコウスキィ/鈴木仁子訳 3/15 \1,890 ((ある日突然芽吹いた不思議な植物。つぼみはしかし、いっこうに開かず硬いまま。男はどうにかして花開かせようとするのだが。))
河出書房新社 『フーコー 生権力と統治性』 中山元 3/15 \2,940 ((コレージュ・ド・フランス講義を軸に、考古学から系譜学へと新たな方法論を模索する中期フーコーの思考の軌跡をていねいに読みほぐす。))
河出書房新社 『鴨居羊子の世界』 近代ナリコ編 3/15 \1,680 ((下着デザイナー、エッセイスト、画家として、ジャンルを超えて独自の輝きを放った鴨居羊子に迫る入門書。角田光代らによる寄稿など。))
河出書房新社 『Chim↑Pom チンポム作品集』 Chim↑Pom 3/18 \2,940 ((日本のアートは10年おくれている。数々の話題を振りまいてきたアーティスト集団Chim↑Pom、初作品集、全軌跡がここに。))

:近代文芸社 『多彩なる詩人バイロン Byron the Protean Poet』 東中稜代 3/10 \3,800 ((抒情的にして風刺的、思弁的にして日常茶飯事的、ロマンティックにしてリアリスティック。多彩なる詩人バイロンの19篇の論考。))
:近代文芸社 『この世からあの世への旅』 ヘンリー・フィールディング/三谷法雄訳 3/15 \1,890 ((「イギリス小説の父」による異色作。死を迎えた主人公は霊魂となり、あの世へ向かう旅を始める。途中出会った苦悩する霊魂たちの告白。))

新書館 『ヘレンケラーまたは荒川修作』 マドリン・ギンズ、荒川修作 3/下 \5,040 ((ヘレン・ケラーも感動する芸術を。美術家・荒川修作の世界観を、妻マドリンが散文詩で解読。カラー作品図版を多数収録。))

筑摩書房 『わかりやすいはわかりにくい? 臨床哲学講座』 鷲田清一 3/8 \714 ((人はなぜわかりやすい論理に流され、思い通りにならず苛立つのか。哲学の発想から物事を見つめ直し、自らの言葉で考える力を養う。))
筑摩書房 『鳥のように』 志村五郎 3/9 \2,310 ((『記憶の切繪図』の続編。伝説の数学者が交流のあった数学者のエピソード、数学教育、数学者の喜びと悲しみなどについて綴るエッセイ。))
筑摩書房 『猫の目散歩』 浅生ハルミン 3/9 \1,470 ((猫ストーカーとして猫の痕跡を探して街を徘徊しているうちに、視線がついに猫の目に。すると今までとは違う景色が見えてきた。))
筑摩書房 『科学と神秘のあいだ』 菊池誠 3/9 \1,575 ((神秘は人の心に宿る。が、幾らそれがリアルでも科学的な事実ではない。何がそれを分けるのか。科学と神秘の問題をユーモラスに語る。))

早川書房 『「感情」の地政学 恐怖・屈辱・希望はいかにして世界を創り変えるか』 ドミニク・モイジ/櫻井祐子訳 3/上 \1,785 ((恐怖・屈辱・希望。世界情勢は3つの感情の「衝突」として、驚くほど的確に説明できる。日本を含む真の覇権地図を示す瞠目の書。))
早川書房 『パパ、ママ、あいしてる エレナが残したメッセージ』 ブルック&キース・デザリック/青山陽子訳 3/上 \1,500 ((6歳の少女エレナは悪性の脳腫瘍で亡くなる前、たくさんの手紙を家じゅうに隠していた。両親が記録した、幼い天使の最後の日々。))
早川書房 『死者の名を読み上げよ』 イアン・ランキン/延原泰子 3/上 \2,100 ((エジンバラで開催されるG8首脳会談の警備で全市が騒然とするなか、一匹狼の警部は連続殺人を追う。))
早川書房 『オランダ宿の娘』 葉室麟 3/下 \1,680 ((秘薬をめぐる陰謀、猿を肩に乗せた異形の武士の暗躍、シーボルト事件。難事に立ち向かう青い目の少年と宿屋の姉妹の運命は。))
早川書房 『ロジー・カルプ』 マリー・ンディアイ/小野正嗣訳 3/下 \2,100 ((フェミナ賞受賞作。次々と不倫関係に陥る若い女ジー・カルプの堕落と狂気を幻想的に描く。))
早川書房 『加藤直之グイン・サーガ画集』 加藤直之 3/下 \3,045 ((SFアートの第一人者である加藤直之が、5年にわたって手がけた大河ロマン「グイン・サーガ」の物語世界の集成。))