ビーケーワンより


岩波書店 『意識』 スーザン・ブラックモア/信原幸弘、筒井晴香訳 2/- \1,785 

慶應義塾大学出版会 『摸擬と新製 アカルチュレーションの明治日本』 前坊洋 -/- \4,200 ((異文化受容と転用の動因を、伝統的な小国意識と「晴れ」の意識に探る。異文化の〈摸擬〉が、あらたなる変容=〈新製〉を成すことの魅力に迫る、斬新な思想史研究。))
慶應義塾大学出版会 『感情と法 アメリカ社会の政治的リベラリズム』 マーサ・ヌスバウム/河野哲也 -/- \5,040 ((現代のアメリカを代表する哲学者、マーサ・C・ヌスバウムの主著の翻訳。差別意識を助長する「嫌悪感」と「羞恥心」など少数派の排除につながる「感情」を明らかにし、リベラリズムへの新たな視座を提供。))

:作品社 『アメリカは歌う。 9の謎・殺人バラッド・逃亡奴隷・フェミニズム』 東理夫 2/- \2,520 
:作品社 『小春日和』 印内美和子 2/- \1,470 
:作品社 『フランシス・イェイツとヘルメス的伝統』 マージョリー・G・ジョーンズ/正岡和恵訳 2/- \3,780 

松籟社 『彷書摘録 時代をつなぐ読書』 紀田順一郎 1/- \1,680 

筑摩書房 『フーコー その人その思想』 ポール・ヴェーヌ/慎改康之訳 2/- \2,940 

東洋書林 『機械仕掛けの歌姫 一九世紀フランスにおける女性・声・人造性』 フェリシア・ミラー・フランク/大串尚代訳 2/- \3,990 ((人造美女(自動人形)がもてはやされた19世紀フランスを中心に、ギリシア神話から映画『ディーバ』までを論じ、心惹かれる根本の理由は「美しい声」だと結論づける。))

原書房 『屍の命題』 門前典之 2/- \1,890 

法政大学出版局 『イギリス通商案 植民地拡充の政策』 ダニエル・デフォー/泉谷治 2/- \3,990 ((りぶらりあ選書――事実の報告者・冒険商人的小説家、デフォーが説く、18世紀初頭イギリスの重商主義的通商推進・拡充構想。『ロビンソン・クルーソー』の思想的背景を成す書。))
法政大学出版局 『フッサールにおける〈原自我〉の問題 自己の自明な〈近さ〉への問い』 田口茂 2/- \5,145 
法政大学出版局 『ニーチェヘーゲル ディオニソス哲学の地下通路』 山口誠一 2/- \4,620 

みすず書房 『中世の幽霊 西洋社会における生者と死者』 ジャン=クロード・シュミット/小林宜子訳 2/- \6,300 
みすず書房 『翻訳理論の探究』 アンソニー・ピム/武田珂代子訳 2/- \5,040 
みすず書房 『汝の目を信じよ! 統一ドイツ美術紀行』 徐京植 2/- \3,675 ((『私の西洋美術巡礼』(小社刊、1991)から19年、統一なったドイツで、著者は何を見たか。エミール・ノルデ、オットー・ディックス、フェリックス・ヌスバウムなど、ナチスによって「退廃芸術」と貶められた作家の作品や戦争画を中心に、「在日」二世の作家が美しい文章でつづった、旅で出会った美術との対話と深い思索の記録。図版多数。))
みすず書房 『完本ジャコメッティ手帖 1』 矢内原伊作/武田昭彦、菅野洋人、澤田直、李美那編  2/- \7,875 
みすず書房 『完本ジャコメッティ手帖 2』 矢内原伊作/武田昭彦、菅野洋人、澤田直、李美那編  3/- \8,610 

:ラピュータ 『SFメカニック・ファンタジー 小松崎茂の世界』 小松崎茂 1/- \3,990 ((『メカニック・ファンタジー 小松崎茂の世界』(1982年刊、集英社)を底本に、未収録作品も加えて再編集した新装特別限定版。))