e-honもうすぐ出る本の予約より


紀伊國屋書店 『犬として育てられた少年 ――子どもの脳とトラウマ』 ブルース・D・ペリー&マイア・サラヴィッツ/仁木めぐみ訳 12/下 \1,890 ((児童精神科医が描く、幼少期のトラウマが脳の発達に与える影響と回復への道筋。 カルト教団集団自殺9・11など、多くの有名な事件でトラウマを負った子どもの治療を手がけてきた児童精神科医が、性的虐待やネグレクトなど深刻なトラウマを経験した子どもの13の事例を通して、幼少期のトラウマが脳の発達に与える影響と回復への道筋を描く。 心あたたまるノンフィクション。))

:研究社 『講義 アメリカ文学史 補遺版』 渡辺利雄 12/19 \8,400 ((『講義 アメリカ文学史』はまだ終わらない。全3巻につづき、「補遺版」ついに完成!;著者が東京大学で行なった20年近くの講義に基づいて書き下ろした『講義 アメリカ文学史[全3巻]――東京大学文学部英文科講義録』は、2007年12月に、3巻同時刊行された。88章、1500ページにおよび、約500もの引用を収録したこの壮大な文学史では、アメリカ文学者70名のほか、文学思潮、文学理論、文学運動も網羅的に扱った。この文学史をさらに強化するものとして、全3巻に収録できなかった新しい作家や重要な作家、そしてアメリカ文学の新たな潮流を詳しく扱う。単独の執筆者による、わが国最大・最新・最良のアメリカ文学史、ついに完成なる! ))

白水社 『漱石『猫』とツァラトゥストラ ニーチェに震撼した近代の文豪たち』 杉田弘子 1/下 \3,360 ((二ーチェ思想が近代日本の知識人に与えた衝撃を鮮やかに描く労作。樗牛、漱石、新渡戸、朔太郎、芥川らの苦悩と自己救済の格闘。))

早川書房 『第三帝国のオーケストラ』 ミーシャ・アスター/松永美穂、佐藤英訳 12/下 \2,940 ((ベルリン・フィルナチス・ドイツプロパガンダへの協力を迫られ、苦悩のなかで演奏の道を選ぶ。音楽家たちを描くノンフィクション。))