ビーケーワンより
■■■:講談社 『探偵小説のためのゴシック「火剋金」』 古野まほろ 1/- \945■■■:春秋社 『侘び・数奇・余白 連塾 方法日本II』 松岡正剛 12/- \1,890
■■■:春秋社 『形而上学レッスン 存在・時間・自由をめぐる哲学ガイド』 アール・コニー セオドア・サイダー/小山虎訳 12/- \3,360 ((哲学の基本中の基本、だけど古代から大勢の哲学者が考えつづけてきたのに、まだはっきりした答えを出せないでいる難問中の難問を、分析哲学の手法を用いて、ときにユーモアたっぷりに、ときにできることからコツコツと、読者と一緒に楽しく考える10章。「哲学する」とはどういうことかを学べるとっておきの一冊。))
■■■:春秋社 『天使はなぜ堕落するのか 中世哲学の興亡』 八木雄二 12/- \5,040 ((古代哲学の遺産とキリスト教の巨大な影響、現代とはまったく違った世界観を背景として、理性を頼りに構築された哲学の大聖堂を、神の存在証明と天使の堕落(=自由意思の問題)を軸に一挙紹介。))
■■■:春秋社 『越境する天使 パウル・クレー』 宮下誠 12/- \2,940 ((どっちつかずの人々へ。パウル・クレーが〈天使〉に託した問いかけに生涯をかけて応答した批評家宮下誠の最期の手紙。それは、新しい時代を中途半端に生きる私たちに贈られた、まったく新しいパウル・クレー論。「比岸でわたしを捕まえることはできない。私は死んで死者たちと、未だ生まれざるものとの領域に住みついているから」(パウル・クレー)))■■■:筑摩書房 『有機的建築』 フランク・ロイド・ライト/三輪直美訳 12/- \2,520 ((グッゲンハイム美術館、落水荘などで知られる天才建築家ライトが提案した、自然や社会に根ざした造形性と連続性をもつ建築とは何か。))
■■■:白水社 『フランク・ロイド・ライトの現代建築講義』 フランク・ロイド・ライト/山形浩生訳 12/- \3,150 ((大建築家による幻の講演、待望の完訳! 6つの連続講座で、建築デザインから都市のあり方までのすべてを語る。))
■■■:みすず書房 『春の祭典 新版 第一次世界大戦とモダン・エイジの誕生』 モードリス・エクスタインズ/金利光訳 12/- \8,925
■■■:みすず書房 『数学は最善世界の夢を見るか? 最小作用の原理から最適化理論へ』 イーヴァル・エクランド/南條郁子訳 12/- \3,570
■■■:みすず書房 『ガリレオ コペルニクス説のために、教会のために』 アンニバレ・ファントリ/須藤和夫訳 12/- \10,500 ((ローマの異端審問所によるガリレオの断罪は、科学者個人としての悲劇としてのみならず、カトリック教会の頑迷な無知蒙昧主義を象徴する事件として語り継がれてきた。本書は、厖大な原資料にもとづいて、1616年のコペルニクス説の禁令から1633年のガレリオの異端誓絶対にいたる経緯を詳細にたどり、歴史上もっとも有名な裁判の真相を解明する。ガリレオが望遠鏡を用いて行った天文学の発見と、それを報告した著書『異界の報告』の出版から400年にあたる今年、世界天文年、記念の年の最後に、いよいよ出版する。))■■■:論創社 『崩れたバランス/氷の下』 ファルク・リヒター/新野守広、村瀬民子訳 11/- \2,310 ((グローバリズム、新自由主義、メディア社会、例外状態…。現代を表象するさまざまなキーワードのなかで描く、身体、言語、物語が凝縮された現代的な新鋭の戯曲集。))