ビーケーワンより


:書肆山田 『AVISION 幻夢詩篇』 天沢退二郎 11/- \2,625 ((わたしはしがない朝鳴き鳥 朝まだき まだ暗い暗いときから 朝に鳴き夜明けに鳴き 日の出に鳴きあしたに鳴き(「アサナキ鳥のブルース」より) 歌や唄、動物世界を題材にした作品や、地誌的構想による長詩を収めた詩集。))

:春秋社 『グノーシス主義の思想 〈父〉の表象を求めて』 大田俊寛 11/- \2,625 
:春秋社 『社会の未来』 ルドルフ・シュタイナー/高橋巖訳 11/- \2,520 

水声社 『チェーホフの夜』 中村邦生 11/- \1,890 ((懐かしく、おかしく、不穏な空気が動き出す−。虚実の陰影を繊細にして精妙な文体で刻む短篇集。表題作のほか、「冗談関係のメモリアル」「週末の仕事」の全3篇を収録。))

東洋書林 『老人の歴史』 パット・セイン編/木下康仁訳 11/- \5,040 ((「老い」には決まって悲観的なイメージが付きまとうが、歴史的にはどうなのか?本書では真の歴史を伝えることで、彼らが「厄介者」だったという社会通念に挑戦する。実際は考えている以上に、ずっと希望のあるものなのである。))

原書房 『図説 世界幻想動物百科 ファンタジー世界に棲む生き物たち』 トニー・アラン/上原ゆうこ訳 11/- \3,360 ((世界各地の神話、聖書、伝承、民話などに起源を発する想像上の生き物たちを、絵入りで詳しく解説した書。映画や小説に登場するなど、なじみのものも多く、日本や中国のものもかなり網羅している。神話の話など、教養のためのにもかなり有効だが、だからといって難解ではなく気軽に楽しんで読める。))