本やタウン:書籍近刊情報より
■■■:朝日新聞出版 『クク氏の結婚、キキ夫人の幸福』 佐野洋子 10/7 \1,260
■■■:朝日新聞出版 『堕刻の刃』 神野オキナ//田沼雄一郎画 10/20 \945■■■:河出書房新社 『検閲と文学 1920年代の攻防』 紅野謙介 10/8 \1,260 ((文学が自由だったことは一度もない。検閲が過酷さを増してゆくファシズム前夜、文学者・編集者は見えない権力といかに闘ったか。))
■■■:河出書房新社 『読者はどこにいるのか 書物の中の私たち』 石原千秋 10/8 \1,260 ((文章が読まれているとき、そこでは何が起こっているのか。読む/書くという営為にいっそうの深みを与える「読者論」のエッセンス。))
■■■:河出書房新社 『ほどほどにちっちゃい男の子とファクトトラッカーの秘密』 ジェイソン・カーター・イートン/小林美幸訳 10/9 \1,680 ((町で嘘が売られるようになり、ついには10億個の嘘でいっぱいに。ほどほどにちっちゃい男の子は世界を救えるか。面白さ大爆発。))
■■■:河出書房新社 『糞神』 喜多ふあり 10/9 \1,470 ((「世界中の迷えるベイビーたちを救うため」と、担任教師が突然学校を辞めた。センセーはクソ、それとも神。文藝賞受賞第1作。))
■■■:河出書房新社 『倫敦から来た男』 ジョルジュ・シムノン/長島良三訳 10/9 \1,680
■■■:河出書房新社 『掏摸』 中村文則 10/9 \1,365
■■■:河出書房新社 『ジョン・マーティン画集』 大瀧啓裕解説 10/9 \3,990
■■■:河出書房新社 『レンブラントの目』 サイモン・シャーマ 10/15 \13,440 ((レンブラントとは何者だったのか。その生涯と時代のすべてにせまるレンブラント伝にして、絵画論最高の超絶作。))
■■■:河出書房新社 『時間のかかる読書 横光利一『機械』を巡る素晴らしきぐずぐず』 宮沢章夫 10/20 \1,680 ((わずか1時間ほどで読み終わる短篇小説を、11年余の時間を費やして読み解きながら「読むことの停滞」を味わいつくす文学エッセイ。))■■■:群像社 『ロシアの民話(1)』 アファナーシエフ/金本源之助訳 10/2 \2,625 ((民衆の想像力の宝庫として生き続けているロシアの民話を現在の日本語訳では最大の200以上収める充実の永久保存版。全3巻。))
■■■:群像社 『昔話を語ろうか ロシアのグリム、アファナーシエフの物語』 ポルドミンスキイ/尾家順子訳 10/2 \2,100 ((国家が強大化する時代に民衆の想像力の世界とともに生き、グリム童話の3倍を越える600以上の昔話を集めたアファナーシエフの生涯。))■■■:創元社 『哲学の木』 C・G・ユング/老松克博監訳 10/上 \3,990 ((C・G・ユングが行った、一連の深層心理学的錬金術研究のうちの1つを翻訳、解説を付した。樹木を描くことの意味、心理を考察する。))
■■■:中央公論新社 『冬の夢』 スコット・フィッツジェラルド/村上春樹訳 10/25 \1,890 ((時は20年代、ジャズエイジ。絶頂期の若きフィッツジェラルドの名品から、訳者一番のお気に入りである表題作ほか全5篇をセレクト。))
■■■:早川書房 『幼女と煙草』 ブノワ・デュトゥールトゥル/赤星絵里訳 10/上 \2,100 ((死刑間近の囚人の最期に煙草を一服したいとの申し出を、完全禁煙の刑務所が却下。囚人の支援者と刑務所長の間で大騒動が勃発する。))
■■■:早川書房 『水底の妖』 ロバート・ファン・ヒューリック/和爾桃子訳 10/上 \1,260
■■■:早川書房 『100年予測』 ジョージ・フリードマン/櫻井祐子訳 10/上 \1,890 ((「影のCIA」ストラトフォーを設立した政治アナリストが、地政学を用い、未来の世界情勢を予想する。))
■■■:早川書房 『ファントマは哭く』 林譲治 10/下 \1,890
■■■:早川書房 『夢幻紳士 回帰篇』 高橋葉介 10/下 \1,470
■■■:早川書房 『犬なら普通のこと』 矢作俊彦、司城志朗 10/下 \1,470
■■■:早川書房 『昼が夜に負うもの』 ヤスミナ・カドラ/藤本優子訳 10/下 \2,310
■■■:早川書房 『曲がれ! スプーン』 上田誠 10/下 \1,575 ((その喫茶店は「本物の」エスパーが世を忍んで集まる場所だった。ある日そこに、超能力番組の女性ADが迷い込んで。))■■■:双葉社 『歌舞伎町ペットショップボーイズ』 ハセベバクシンオー 10/20 \1,680
■■■:文藝春秋 『バッド・モンキーズ』 マット・ラフ/横山啓明訳 10/上 \1,000 ((自分は悪を倒す秘密組織の殺し屋だ。殺人犯が語る奇怪な活劇譚。妄想か現実か。深まる謎が臨界に達した時、衝撃的な真相が。))
■■■:文藝春秋 『緑の石と猫』 高橋順子 10/上 \1,500 ((心温まるポエジーと、不思議の世界に迷い込んだかのようなファンタジーの傑作選。数々の受賞歴がある詩人の、3年ぶりの短篇集。))
■■■:文藝春秋 『まほろ駅前番外地』 三浦しをん 10/中 \1,680
■■■:文藝春秋 『Johnny Too Bad 内田裕也』 モブ・ノリオ 10/下 \3,000
■■■:文藝春秋 『ぬるい男と浮いてる女』 平安寿子 10/下 \1,300
■■■:文藝春秋 『ブロークン・ウインドウ』 ジェフリー・ディーヴァー/池田真紀子訳 10/下 \2,500■■■:みすず書房 『私の書かなかった本』 ジョージ・スタイナー/伊藤誓ほか訳 9/中 \4,725 ((20世紀の大批評家が、これまで書けなかった7冊のテーマとアプローチを縦横無尽に語る決算的批評エッセイの傑作。))