本やタウン:書籍近刊情報より


勁草書房 『増補・新版 どぐら綺譚 魔人伝説』 松本健一 9/下 \2,100 ((「何ものかに憑かれた」魔人・高山彦九郎。その名をみるたびに私は、戦後精神史というものはいったい何だったのかと深く考える。))

白水社 『イタリア広場』 アントニオ・タブッキ/村松真理子訳 9/上 \2,310 ((30歳で死ぬことが宿命づけられている一家の主の三代にわたる物語。激動のイタリア現代史をある家族の叙事詩として描く。))