本やタウン:書籍近刊情報より


講談社 『新世界より』 貴志祐介 8/6 \1,680 

国書刊行会 『妖術使いの物語』 佐藤至子 9/25 \2,520 ((日本の歴史に跳梁跋扈し、さまざまな文芸ジャンルにも登場する、怪しくも魅力的な妖術使いたちと、彼らが駆使する妖術の数々を論じ尽くす。))

世界思想社 『探偵・推理小説と法文化』 駒城鎮一 8/下 \2,310 ((刑事裁判における「謎解き」はどこまで可能か。古今東西の文学、法学、哲学の諸領域を横断し、法文化論の視点から考察する試みの書。))

祥伝社 『若き魔道士』 菊地秀行 8/31 \860 ((魔界医師の活躍を描く「ドクター・メフィスト」シリーズ、4年振りの最新刊。))

新書館 『快楽と欲望 舞台の幻想について』 渡辺守章 8/下 \3,570 ((ベジャール、ノイマイヤーの劇的バレエ、ミュラーのメタシアター、そして性差の揺らぎ。仏文学者・演出家による演劇的知の最先端。))

:鳥影社 『カール・フィリップ・モーリッツ 美意識の諸相と展開』 山本惇二 8/下 \3,780 ((ゲーテの芸術論に多大な感化を与え、また初期ロマン主義の若者にも大きな影響を及ぼしたモーリッツの美学・芸術論を詳細に論じた力作。))
:鳥影社 『かさがみ 』 志度友視 8/下 \1,260 ((三田文学新人賞受賞の表題作、ほか3篇。作品の底から響いてくる、太古より受け継ぐ命の鼓動。生の根源を問う力作。))
:鳥影社 『不可視化』 川西桂司 8/下 \1,575 ((「神とは? 宗教とは?」の答は私たちの日常にあると、読後の余韻の内に気付かせてくれる3篇の小説。))

平凡社 『怠惰への讃歌』 バートランドラッセル/堀秀彦ほか訳 8/10 \1,365 ((労働生産性の向上が過剰生産と失業を生んでいる。ではどうすれば。働かなければいい。今こそ納得、怠惰=余暇の効用。))
平凡社 『学問の春 〈知と遊び〉の10講義』 山口昌男 8/11 \798 ((「学び」とは、そもそも「遊び」の延長にあるのだ。森羅万象を縦横無尽に駆け巡る知の巨人が、学問を志す若者たちに語った講義録。))
平凡社 『原始日本語のおもかげ』 木村紀子 8/11 \777 ((茸はなぜ「〜タケ」か。次の飲み屋に行くとき変えるのはなぜ「カシ」か。日本語の成り立ち・それを生み出した文化をさぐる))
平凡社 『現代アメリカ宗教地図』 藤原聖子 8/11 \756 ((政教分離を軸にアメリカ宗教の全体像を見渡すと同時に、ユーチューブを利用し、個別具体的にも記述。宗教を知ればアメリカがわかる。))
平凡社 『キャット・ウォッチング』 デズモンド・モリス/岩合光昭写真 8/25 \1,050 ((猫の行動のナゾを明快に解き明かすモリスの伝説的ベストセラーに、岩合光昭が選りすぐりの写真を新たに加えた新装版。ネコ好き必携。))