ビーケーワンより


岩波書店 『パヴェーゼ文学集成5 八月の休暇』 チェーザレパヴェーゼ/河島英昭訳 6/- \6,090 

:ヴィレッジブックス 『ラブリー・ボーン』 アリス・シーボルト/イシイ シノブ訳 6/- \1,680 

河出書房新社 『村上春樹1Q84」をどう読むか』 加藤典洋川村湊・他著 7/- \1,260 ((いまや2009年社会現象となりつつある村上春樹の最新刊「1Q84」。 気鋭の執筆者たちが様々な角度から「1Q84」を照射する。 加藤典洋川村湊島田裕巳安藤礼二斎藤環五十嵐太郎上野俊哉/平井玄/佐々木敦大森望×豊崎由美他。))

松柏社 『アメリカ古典大衆小説コレクション5 ジャングル』 アプトン・シンクレア/亀井俊介巽孝之監修/大井 浩二訳・解説 6/- \3,675 

白揚社 『J・G・バラード千年王国ユーザーズガイド 新装版』 J.G.バラード/木原善彦訳 6/- \2,520 

■■メディアファクトリー 『トーマの心臓』  森博嗣/萩尾望都原作 7/- \1,680 ((『トーマの心臓』の核の部分を再現したかった(森 博嗣) 読み終わるのが惜しくなるような、澄んだ美しい物語でした(萩尾望都) 小説版の語り手は、オスカー(原作の主人公ユーリの友人)。愛と孤独、生と死に苦悩する若者の内面を、森博嗣的世界観で描いた傑作。同室の友人・ユーリに手紙を残して自殺したトーマという美しい下級生。ユーリを慕っていたという彼は、なぜ死を選んだのか。良家の子息が通う、この大学の学長のもとに預けられた僕は、ユーリにずいぶんと助けられて学生生活を送ってきた。最近不安定なユーリの心に、トーマの死がまた暗い影を落とすのではないか。そんな憂慮する僕の前に現われた転校生エーリク。驚くことに彼はトーマそっくりだったのだ??。))

ランダムハウス講談社 『ぼくを創るすべての要素のほんの一部』 スティーヴ・トルツ/宇丹貴代実訳 6/- \3,465 ((オーストラリア一の嫌われ者マーティン・ディーンの不憫な生涯と、その息子ジャスパーの奇妙な半生を描く。ナンセンスにして哲学的、悲惨にしてユーモラス、荒唐無稽にして綿密な、世にも奇妙な父子の壮大なる物語。))