本やタウン:書籍近刊情報より


国書刊行会 『ネクロフィリア』 ガブリエル・ヴィットコップ/野呂康ほか訳 5/下 \2,625 ((世界7か国で翻訳される衝撃の「黒い文学」。フランス・エロティシズム文学の傑作。))

水声社 『ステュディオ』 フィリップ・ソレルス 4/20 \2,635 ((行為・思想・夢・プログラム化され、画一化された世界を糾弾せよ。ランボーヘルダーリンを巡り溢れる、豊饒な言葉のエチュード。))

星雲社 『メモリーブック』 ハワード・エンゲル/寺坂由美子訳 5/中 \1,600 ((読めない、憶えられない。失読症に陥った探偵が事件を解明。これぞ新感覚の探偵小説。))

:ナカニシヤ出版 『ウィトゲンシュタインの「はしご」 『論考』における「像の理論」と「生の問題」』 吉田寛 4/中 \4,200 ((従来の「論理哲学論考」解釈で断絶して扱われてきた、言語論と倫理という2つのテーマを統合し、本来の思想的内実を浮き彫りに。))

:阪急コミュニケーションズ 『サガン 愛と孤独の果てに』 マリー=ドミニク・ルリエーブル 4/17 \2,100 ((18歳の処女作『悲しみよ、こんにちは』で世界的ブームを巻き起こした仏女流作家のデビューから死までをエピソードで綴った伝記。))