本やタウン:書籍近刊情報より
■■■:笠間書院 『恋愛小説の誕生 ロマンス・消費・いき』 井上泰至 4/6 \1,995 ((現代の恋愛と人情本はどう切り結ぶのか。日本文学史上初めて登場した女性向け大衆娯楽小説・人情本を、為永春水の作品から再評価。))
■■■:笠間書院 『文学という毒 諷刺・パラドックス・反権力』 青山学院大学文学部日本文学科 4/8 \1,575 ((「毒」をテーマに、武藤元昭氏と市川団十郎氏の対談のほか篠原進、長島弘明、高山宏、富山太佳夫、マイケル・ガーディナーらが語る。))■■■:群像社 『カフカースのとりこ 中短編集』 トルストイ/青木明子訳 4/10 \1,050
■■■:慶應義塾大学出版会 『荷風へ、ようこそ』 持田叙子 4/上 \2,940 ((美しい庭、気ままな散歩、温かい紅茶。荷風作品における女性性や女性的な視点に注目し、新たな荷風像とその文学世界を紡ぎ出す。))
■■■:講談社 『パパの電話を待ちながら』 G・ロダーリ/内田洋子訳 4/6 \1,680
■■■:講談社 『リッターあたりの致死率は THANATOS』 汀こるもの 4/7 \945
■■■:講談社 『完全版 地獄堂霊界通信(2)』 香月日輪 4/7 \945
■■■:講談社 『奇跡審問官アーサー 死蝶天国』 柄刀一 4/7 \998
■■■:講談社 『人事系シンジケート T-REX失踪』 鳥飼否宇 4/7 \945
■■■:講談社 『密室の如き籠もるもの』 三津田信三 4/7 \1,050
■■■:講談社 『戦争詐欺師』 菅原出 4/9 \1,890 ((イラク戦争とは何だったのか、ネオコンの正体とユダヤ人との関係、なぜオバマ政権は誕生したのか。根源的な問いに答える究極のノンフィクション。))
■■■:講談社 『江戸の病』 氏家幹人 4/10 \1,575 ((コレラで230万人の死者。半数は梅毒感染者。ダメ医者の横行。死と隣り合わせだった江戸の人々がしぼった知恵とは。近世日本の新たな一面に第一人者が迫る。))
■■■:講談社 『「幽霊屋敷」の文化史』 加藤耕一 4/16 \777 ((世界で一番有名な「幽霊屋敷」は、どうしてできたのか。ヨーロッパからアメリカを経て東京に至る、怪しさとトリックの秘密を解き明かす知的ツアーに案内する。))
■■■:講談社 『ゼロの王国』 鹿島田真希 4/20 \2,730
■■■:講談社 『鳥玄坊 ゼロから零へ』 明石散人 4/24 \2,100
■■■:講談社 『無縁塚 浪人左門あやかし指南』 輪渡颯介 4/24 \1,680■■■:出版芸術社 『改訂版 もう一人の山田風太郎』 有本倶子 4/中 \1,890 ((風太郎と郷里を同じにする著者にしか書けない山田風太郎を巡る故郷・家族・先祖。知られざる少年時代の山田風太郎の全貌。))
■■■:昭和堂 『デカルトの運動論 数学・自然学・形而上学』 武田裕紀 4/20 \4,200 ((デカルトによるまとまった記述がない「運動論」に焦点をあて、物理的分析から形而上学的基礎付けへと至る視点から全体像を描く。))
■■■:平凡社 『完全版 突飛なるものの歴史』 ロミ/高遠弘美訳 4/24 \2,940
■■■:みすず書房 『救済の星』 F・ローゼンツヴァイク/村岡晋一ほか訳 4/下 \9,975 ((ベンヤミンやハイデガーと並ぶドイツ哲学者の主著。ユダヤ的精神を援用、神・世界・人間の関係を中心に「対話の思考」を模索する大著。))