e-honもうすぐ出る本の予約より


河出書房新社 『シェヘラザードの憂愁 アラビアン・ナイト後日譚』 ナギーブ・マフフーズ/塙治夫訳 2/4 \2,940 ((アラブ人作家として初めてノーベル文学賞を受賞した著者の晩年の代表的小説。『アラビアン・ナイト』が終わった翌日から始まる「続編」といえる作品。シンドバードやアラディンなども登場する奇想天外でファンタジックな物語。))
河出書房新社 『裏太平記』 半村良 2/13 \1,680 ((『徒然草』の兼好法師には裏の顔があった! 皇位をめぐる争い、下克上を求め動めく民衆の異様な動きの影で兼好の画策する陰謀とは。伝奇小説の巨匠が大胆な推理を元に描く本当の太平記の世界。半村良幻の作品。初の単行本化! ))
河出書房新社 『ボディショッピング 血と肉の経済』 ドナ・ディキンソン/中島由華訳 2/13 \1,890 ((人の臓器や細胞が売買の対象になることは許されるのか? どのようにして赤ん坊や遺骨までが商品になるのか? 世界ですすむからだの商品化の驚くべき実態を多くの事例によってあばきつつ、そのあり方を問うかつてない問題作。))
河出書房新社 『苛めの時間』 井上淳 2/20 \1,680 ((元探偵VS次期総裁候補 この「ゲーム」の勝者が手にするのは“総理の椅子”もしくは“三億円”。ALL or NOTHING、“勝利の美酒”を呑むのはどちらの男なのか? ハードボイルド長篇の傑作!))
河出書房新社 『「穴」を探る』 草森紳一 2/20 \2,100 ((世界は穴。老荘思想の本質を「穴」に見出だし、「穴」をライフワークとしながら昨年急逝した評論家草森紳一。マンガ、文学から文化、時事まで、「穴」をめぐる硬軟織り混ぜたさまざまな残された文章を一堂に。穴的思考大全。))
河出書房新社 『ハイデガー』 2/20 \1,575 ((20世紀最大の哲学者、マルティン・ハイデガー生誕120周年記念特集。真の主著ともいわれる『哲学への寄与』も翻訳された今、アクチュアリティをいやます「存在の思想」に迫る! 待望の論考「建てる、住む、考える」もついに邦訳! ))
河出書房新社 『ハイファに戻って/太陽の男たち』 カナファーニー/黒田寿郎、奴田原睦明訳 2/25 \2,310 ((クウェイトへの密出国をはかる3人のパレスチナ難民。空のタンクに3人を隠した給水車は炎熱の砂漠を突っ走る――悲惨な死を通して、国家とは何か、民族とは何かを問う「太陽の男たち」他。巻末論文=大江健三郎))

講談社 『DATASHIP』 岩崎リズ 2/13 \1,575 ((生命さえ支配する権力に立ち上がる若者たち 金持ちのみが利用できる「ポピュレイション・コントロール・システム」を破壊すべく結成された「フェイト」に集う、近未来・東京の若者のリアルを描いた傑作))
講談社 『悪党が見た星』 二郎遊真 2/23 \1,575 ((メフィスト賞作家、二郎遊真が送る怪作!関東一円で事業を展開する片岡家の一人娘が誘拐された。要求額の六千万円を用意したのは、千葉を根城にする暴力団組織。壮大で息つかせぬ茶番がここから始まる! ))

:新潮社 『人生に生きる価値はない』 中島義道 2/18 \1,365 
:新潮社 『怯えの時代』 内山節 2/20 \1,050 
:新潮社 『ダンディズムの系譜 男が憧れた男たち』 中野香織 2/20 \1,260 
:新潮社 『暴雪圏』 佐々木譲 2/20 \1,785 
:新潮社 『憂鬱の文学史』 菅野昭正 2/27 \2,310 
:新潮社 『音楽は自由にする』 坂本龍一 2/27 \1,785 ((ちょっとしたはずみで、人生を振り返ってみることになりました――。57年間の半生と、いつも響いていた音楽。自らの言葉ですべてを語った、初の自伝。))
:新潮社 『このあいだ東京でね』 青木淳悟 2/27 \1,680 
:新潮社 『墜ちてゆく男』 ドン・デリーロ/上岡伸雄訳 2/27 \2,520 
:新潮社 『極北で』 ジョージーナ・ハーディング/小竹由美子訳 2/27 \1,995((17世紀、北極海の島を舞台に、ある船乗りによる極北の地での越冬と魂の救済を重ねあわせた胸を打つ物語。英国人女性作家の類稀なデビュー長篇。))

徳間書店 『ブルースカイ・シンドローム2』 一の倉裕一 2/17 \950