本やタウン:書籍近刊情報より
実力はあるけれど器用さゆえに搦め手にはしってしまい、結果作品が小粒に思えてしまう…という印象をもっていた三雲岳斗の、しかし『カーマロカ』はシバレンか宮本昌孝かというような骨太の伝奇ロマンで、こんなのも書けるんだと目を見張ってしまったものだった。この路線でもっと分厚いものも書いてくれないかな。時代物といえばの和田竜の『のぼうの城』ってめちゃくちゃ売れてるらしい…久しぶりに時代小説をまとめて読んでみようかな。『運命峠』もせっかく新版が出たんだから読み直そうかしらん。
■■■:イカロス出版 『速水螺旋人の馬車馬大作戦』 速水螺旋人 5/中 \1,500■■■:講談社 『まごころを、君に THANATOS』 汀こるもの 5/8 \903
■■■:集英社 『悲恋の詩人 ダウスン』 南條竹則 5/16 \735
■■■:新潮社 『家族の昭和』 関川夏央 5/23 \1,575
■■■:新潮社 『マックス・ヴェーバー物語 二十世紀を見抜いた男』 長部日出雄 5/23 \1,680
■■■:新潮社 『人間通』 谷沢永一 5/23 \1,155
■■■:新潮社 『忍びの国』 和田竜 5/30 \1,575■■■:筑摩書房 『古代から来た未来人 折口信夫』 中沢新一 5/7 \735