本やタウン:書籍近刊情報より


角川書店 『荻浦嬢瑠璃は敗北しない』 元長柾木 2/29 \1,470 
角川書店 『孤独な少年の部屋』 中島義道 2/29 \1,575 
角川書店 『恍惚』 梟森南溟 2/29 \1,575 

河出書房新社 『くりいむレモン(1)帰ってきた亜美』 倉田悠子 2/15 \924 
河出書房新社 『二人の銀河鉄道 嘉内と賢治』 江宮隆之 2/25 \2,310 ((宮沢賢治ただひとりの友、保阪嘉内の生涯を賢治との交流を軸に描く初の伝記小説。保阪嘉内もまた、もうひとりの夭逝する求道者だった。))
河出書房新社 『ドンケデリコ』 大竹伸朗、ヤマタカEYE 2/20 \1,890 ((「全景」の鬼才画家=大竹伸朗とデビュー20周年・ボアダムスのヴォーカル=ヤマタカEYEの「FAX交換漫画集」、大増量復刻。))

早川書房 『SFが読みたい! 2008年版』 早川書房編集部編 2/上 \735 
早川書房 『紫雲の怪』 ロバート・ファン・ヒューリック/和爾桃子訳 2/上 \1,155 
早川書房 『ニューヨーク・チルドレン』 クレア・メスード/古屋美登里訳 2/下 \2,625 ((ニューヨークで奮闘中の大学同窓生仲間3人。ある男性の出現が3人の生活に波紋を。衝撃の結末が話題のブッカー賞受賞作。))

平凡社 『歴史の文体 小説のすがた』 谷川恵一 2/14 \3,780 ((歴史叙述は半身のごとき漢文と手を切り、総ルビを消した小説は別な読者に別な読みを要求し始める。開化期、言説の秩序の再編成。))
平凡社 『バラガンサン物語』 若松寛訳 2/8 \3,150 ((バラガンサンとはモンゴル口承文学中、著名な智の権化。統治階級の王公・官僚・ラマ僧などをユーモア精神で風刺、嘲弄する。本邦初訳。))
平凡社 『アリストテレス現象学的解釈』 マルティンハイデガー/高田珠樹訳 2/14 \2,940 
平凡社 『ディアスポラの力』 ジョナサン・ボヤーリン、ダニエル・ボヤーリン 2/25 \4,410 

法政大学出版局 『マルクスフランス革命』 フランソワ・フュレ/今村仁司ほか訳 2/下 \3,990 

直木賞作家の覆面名義梟森南溟はオフィシャルにばっちりかかれておりますな。直木賞といえば最新受賞作家の最近作を読んでいるとなんか野坂昭如っぽくなってきたなあ…と思ってしまうのは『骨餓身峠死人葛』を再読したからなのか。あー、それから『幻想の過去』もそろそろ買おう。