■■■:岩波書店 『〈畳長さ〉が必要です 哲学塾』 山内志朗 9/- \1,365
■■■:岩波書店 『歴史を哲学する 哲学塾』 野家啓一 9/- \1,365
■■■:岩波書店 『遊歩のグラフィスム』 平出隆 9/- \3,570
■■■:岩波書店 『惑星の思考 〈9・11〉以後を生きる』 宮内勝典 9/- \2,730
■■■:岩波書店 『魔法の種』 V・S・ナイポール 9/- \3,045
■■■:岩波書店 『晩年のスタイル』 エドワード・W・サイード/大橋洋一訳 9/- \2,310
■■■:岩波書店 『始まりの言葉』 古井由吉 9/- \1,155
■■■:岩波書店 『ティラン・ロ・ブラン 完訳』 ジュアノット・マルトゥレイ/田澤耕訳 9/- \16,800
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ビーケーワンより。で、ドイツ
ロマン主義と同じ位相に写された数と理への憧憬と、
谷川俊太郎が『定義』『コカコーラ・レッスン』で事物の同定のために採択した冒険する言葉が重なった場所に、世界を紊乱する
アルルカンとして奇跡のように光臨した
円城塔の「Boy's
Surface」を爆笑しながら読む、クリアーノ&ウィースナーの「秘儀」を思わせる大傑作。『
ディアスポラ』もそうだったけど、こういう(数理/論理畑の)方言のほうがフランス哲学や
カルチュラル・スタディーズの言葉使いよりずっと耳に馴染んで心地いいな。