ハヤカワ・オンライン刊行予定より
グレッグ・イーガン、テッド・チャンとタメを張ることができる短編集『スロー・バード』がついに復刊。←あとは『シティ5からの脱出』（B・J・ベイリー）とか『タンジェント』（G・ベア）あたりも推したいんだけどね。目玉はなんてったて神林スペキュレーションの中でももっとも先鋭の要素がもっともハッピー・ゴー・ラッキーなかたちで表れている＜敵は海賊＞最新作でしょ。
[単行本]
『錆びた刃』 マーカス・セイキー 6/25 \2,100 ((七年前、質屋強盗に失敗したダニーは相棒のエヴァンを見捨てて逃亡した。そして今、足を洗ったダニーの前に、出所したエヴァンが現われる。話題の新星が放つ傑作クライム・ノヴェル、堂々の登場))
『リトビネンコ暗殺』 アレックス・ゴールドファーブ＆マリーナ・リトビネンコ 6/25 \1,890 ((二〇〇六年十一月、元ロシア諜報部員リトビネンコがロンドンで変死し、その体内から放射性物質ポロニウム２１０が大量に検出された。いまだ謎に包まれたままの事件に真っ向から切り込んだ話題作))
『ロック・ラモーラの優雅なたくらみ』 スコット・リンチ 6/25 \2,310 ((華麗なる水の都カモールに暗躍する詐欺師集団。その正体は、天才ロック・ラモーラ率いる五人の若者であった＊＊RPGゲーム世代の著者が描きだす極上のピカレスク冒険譚！ ０８年ワーナー映画化))
『虐殺器官』 伊藤計劃 6/25 \1,680 ((後進国で頻発する民族虐殺の背後には謎の米国人ジョン・ポールの存在があった。米情報軍のクラヴィス大尉はインド、アフリカの殺戮の地にその影を追うが……小松左京賞最終候補の近未来軍事SF))[HPB]
『灯台』 P・D・ジェイムズ 6/10 \1,890
『狂人の部屋』 ポール・アルテ 6/10 \1,155[文庫]
『スロー・バード』 イアン・ワトスン 6/10 ￥924
『サンサーラ・ジャンクション』 ジョン・コートニー・グリムウッド 6/25 \924 ((〈イギリスSF界の新星が放つ近未来バイオレンスSF！〉近未来の歴史改変世界を舞台に、殺し屋とその相棒の知能を持った銃は、誘拐された少女娼婦奪還のため、宇宙コロニーへと向かう！))
『王狼たちの戦旗 ４』 ジョージ・R・R・マーティン 6/25 \756
『竜と竪琴師』 アン・マキャフリイ 6/25 \1,008
『大久保町は燃えているか』 田中哲弥 6/10 \756
『敵は海賊・正義の眼』 神林長平 6/25 \735 ((〈《戦闘妖精・雪風》とならぶ超人気シリーズ１０年ぶりの第７作、ついに登場！いよいよもって海賊課解体！？〉純粋観念としての正義により海賊を抹殺する男が、海賊課の存在意義を揺るがせていく。))
『聖なる遺骨』 マイクル・バーンズ 6/25 \840 ((エルサレムで発見された古い遺骨。それは世界の歴史を変える驚愕の事実を秘めていた！))
『血の流れるままに』 イアン・ランキン 6/10 \945
『天と地の戦い』 デイヴィッド・エディングス 6/10 \840
『ドレスデン・ファイル 魔を呼ぶ嵐』 ジム・ブッチャー 6/10 \819 ((シカゴで唯一、電話帳に〈魔法使い〉として登録しているドレスデンの驚くべき冒険譚！))
『黒体と量子猫 １』 ジェニファー・ウーレット 6/25 \735 ((〈文系のかたも楽しく読める科学コラム集〈数理を愉しむ〉シリーズ〉宇宙論・量子力学から、コピー機のしくみに生クリームの科学まで！ これだけで物理史がだいたいわかってしまう愉快な３８篇を収録))
『黒体と量子猫 ２』 ジェニファー・ウーレット 6/25 \735
