本やタウン:書籍近刊情報より


[単行本]
朝日新聞社 『あなたがパラダイス』 平安寿子 2/7 \1,680 
朝日新聞社 『狼少年のパラドクス ウチダ式教育再生論』 内田樹 2/7 \1,470 

:郁朋社 『世界と日常について』 伊藤真一 2/上 \1,050 ((現代詩の世界に新風を送り込むべき創設された「21世紀詩人賞」第一回大賞受賞詩集。斬新な言霊群が紡ぎ出すストイックな心象風景。))

イースト・プレス 『空飛ぶモンティ・パイソンスケッチ集(1)』 須田泰成監修/高野由美訳 2/下 \2,625 

岩波書店 『〈しるし〉〈かたり〉〈ふるまい〉』 坂部恵 2/23 \4,620 ((「かたり」の主体や主題、受け手の二重構造を出発点に、人間の「ふるまい」や「ふり」一般の構造を考察する。))
岩波書店 『奇妙な敗北 1940年の証言』 マルク・ブロック/平野千果子訳 2/22 \2,310 ((なぜフランスは敗れたのか。「暗い時代」を真摯に生き、後にナチスの銃弾に斃れた歴史家の迫真の手記。))
岩波書店 『交錯する身体』 市野川容孝 2/27 \2,835 ((感情に強く規定された両義的な親密圏を生きる身体の実相を描きだす。親密圏を再構築する手がかりとは。))

潮出版社 『柳田國男牧口常三郎 ある邂逅と疎隔』 村尾行一 2/5 \1,300 

角川グループパブリッシング 『悪党が行く 悪党小説を読む』 鹿島茂 2/28 \1,680 

学習研究社 『魔道書ネクロノミコン 完全版』 ジョージ・ヘイ編/コリン・ウィルソン序文 2/20 \3,150 
学習研究社 『だれが月を造ったか?』 クリストファー・ナイト/アラン・バトラー 2/27 \2,310 ((もっとも身近で謎に満ちた天体・月。なんと月の正体は、未来の地球人が造った人工天体だった。驚愕の最新仮説を紹介。))
学習研究社 『あさのあつこが選ぶミステリー集』 あさのあつこ選 2/13 \1,365 
学習研究社 『肥田美代子が選ぶラブストーリー集』 肥田美代子選 2/13 \1,365 
学習研究社 『柏葉幸子が選ぶファンタジー集』 柏葉幸子選 2/13 \1,365 
学習研究社 『畑正憲が選ぶ動物と虫と命の話集』 畑正憲選 2/13 \1,365 
学習研究社 『菊池仁が選ぶ歴史ノベル集』 菊池仁選 2/13 \1,365 
学習研究社 『栗山英樹が選ぶアスリートたちの世界集』 栗山英樹選 2/13 \1,365 

京都大学学術出版会 『プラトンのミュートス』 國方栄二 2/中 \4,410 
京都大学学術出版会 『グローバル化時代の人文学 対話と寛容の知を求めて(上)』 紀平英作編 2/下 \5,775 ((グローバルスタンダードの時代に人文学はどのように対応すべきか。「対話と寛容」にこそその学知の未来を見る。『下巻』同時刊。))

:光文社 『悲しき人形遣い』 梶尾真治 2/20 \1,890 ((ドタバタ、スラップスティック、アクション、センス・オブ・ワンダー、そして人情噺。小説の面白さを詰め込んだ痛快娯楽長編。))

国書刊行会 『沈黙の恋 ドイツ人の民話』 J・K・A・ムゼーウス/鈴木滿訳 2/20 \3,360 

:五月書房 『西洋の没落 普及版 (1)』 O・シュペングラー/村松正俊訳 2/上 \3,990 

出版芸術社 『獄門島』 横溝正史 2/中 \2,100 

星雲社 『ジョンソン博士語録』 伊丹レイ子監修 2/7 \1,600 

:青幻舎 『COSMOGARDEN COSMOJUNGLE』 黒田アキ 2/中 \2,940 
:青幻舎 『Fairy Tale 老少女綺譚』 やなぎみわ 2/上 \4,410 

ソニー・マガジンズ 『だれがゴドーを殺したのか(上)』 ジャスパー・フォード/田村源二訳 1/30 \2,730 
ソニー・マガジンズ 『だれがゴドーを殺したのか(下)』 ジャスパー・フォード/田村源二訳 1/30 \2,730 

中央公論新社 『朱唇』 井上祐美子 2/25 \1,680 ((ままならない身の上で、艶やかに磨き上げられた妓女の恋を、中国歴史小説の俊才が鮮やかに描く傑作短篇集。))

東京大学出版会 『ゲーデルと20世紀の論理学(3) 不完全性定理と算術の体系』 田中一之編 2/15 \3,990 

徳間書店 『ツーカイ!金剛地くん』 戸梶圭太 2/20 \1,785 
徳間書店 『メメントモリ』 福田栄一 2/20 \1,470 
徳間書店 『ユダヤキリスト教世界支配のカラクリ』 ベンジャミン・フルフォード/適菜収 2/21 \1,575 ((「神様は一つには納まりきれない」が持論のベンジャミンと、ユダヤ・キリスト一神教への舌鋒鋭い哲学者ニーチェが激論。))

日本評論社 『新グラムシ伝』 片桐薫 2/中 \5,040 

文藝春秋 『こぼれ放哉』 古田十駕 2/上 \1,750 ((明治エリートの道を歩みながら酒に溺れ家族を捨て、放浪と貧窮の中に死んだ尾崎放哉を描く評伝小説。嵐山光三郎川本三郎氏が絶賛))
文藝春秋 『読み違え源氏物語』 清水義範 2/下 \1,575 ((夕顔は実は生きていた。その驚くべき正体と、事件の黒幕とは。ミステリー「夕顔殺人事件」をはじめ、源氏物語を斬新に解釈する8篇。))
文藝春秋 『無意味なものと不気味なもの』 春日武彦 2/中 \1,785 ((記憶の浜辺に漂流する奇妙な違和感。ラヴクラフトから車谷長吉まで、得体の知れぬ小説群の魅力を強迫的に読み解く異色の文芸批評。))

[新書]
朝日新聞社 『昭和史の教訓』 保阪正康 2/9 \756 
朝日新聞社 『リバタリアン宣言』 蔵研也 2/9 \777 

岩波書店 『哲学のことば』 左近司祥子 2/20 \819 

学習研究社 『フォトンベルトの真実と暗黒星ネメシス』 エハン・デラヴィ/愛知ソニア訳 2/6 \998 

:光文社 『バロックライン』 樹月弐夜 2/20 \840 ((不死の「吸血鬼」が古都の闇に悠然と暮らしていた時代。ウィーンを舞台に、鮮烈に展開される歴史ファンタジー。))
:光文社 『ルナの夜』 沖水幹生 2/20 \840 ((小さな妖精との同居生活をおくることになった大学生、やがて恐怖と絶望の底にたたき落とされた。青春小説の可能性を開くデビュー作。))
:光文社 『詭弁思考のすすめ』 香西秀信 2/16 \735 

中央公論新社 『女学校と女学生 教養・たしなみ・モダン文化』 稲垣恭子 2/25 \819 ((戦前期の女性教養層を代表する存在だった女学生(高等女学校生徒)の校内、家庭、卒業後における実態を豊富な資料を駆使して活写。))
中央公論新社 『異国を楽しむ』 池内紀 2/25 \798 

PHP研究所 『〈懐かしい昭和〉の画家たち』 中村嘉人 2/15 \756 ((テレビがなかった時代、大衆は何に心動かされたか。木村荘八中川一政棟方志功など、昭和30年前後に活躍した挿絵画家たちを回想する。))

単行本といい新書といい学研の胡散臭さはサイコウダ! 『ユダヤキリスト教世界支配のカラクリ』の訳者は『反キリスト者』を変訳してのけたあのキリスト教は邪教です!』のひと、チェック。モンティ・パイソンのスケッチ集ってどんなもんかしら。ね