ハヤカワ・オンライン刊行予定より


[単行本]
早川書房 『アメリカの眩暈』 ベルナール=アンリ・レヴィ 12/15 \2,625 ((〈ハヤカワ・ノンフィクション〉ヌーヴォー・フィロゾフの旗手が、大統領候補の飛行機から刑務所まで、セレブの私邸から売春宿までを訪れ、世界で最も進んでいたはずのアメリカ社会制度のひずみを発見。批判と思索に満ちた紀行。))
早川書房 『剣嵐の大地2』 ジョージ・R・R・マーティン 12/10 \2,940
早川書房 『再起』 ディック・フランシス 12/10 \2,100
早川書房 『世界の果てが砕け散る』 サイモン・ウィンチェスター 12/15 \2,940((〈ハヤカワ・ノンフィクション〉一九〇六年四月の大地震で壊滅したサンフランシスコはいかに成り立ち、再生したか。大地震のメカニズム、巨大なサンアンドレアス断層に秘められたエネルギー……この地震によってどんな新知見がもたらされたか? 圧倒的な筆力で未曾有の変事の全貌を描き切る。))
早川書房 『ブルー・ムーヴィー』 テリイ・サザーン 12/15 \1,995((2度のアカデミー賞に輝く超大物映画監督キング・Bの次なる野望は、ハリウッド最高のキャスト・撮影陣をもって、完全無修正のポルノ映画を撮ること! 『キャンディ』の著者が放つ、官能コメディ。))
早川書房 『時の眼』 アーサー・C・クラークスティーヴン・バクスター 12/15 \2,310((〈海外SFノヴェルズ〉〈タイム・オデッセイ〉天変地異により、アレクサンドロス大王とチンギス・ハンと19世紀英国軍が覇権を争う世界に飛ばされた現代人の冒険……巨匠クラークが放つ新たな時空を越えるオデッセイ!))
早川書房 『おこりんぼの魔女がまたやってきた!』 ハンナ・クラーン 12/10 \1,785

[HPB]
早川書房 『ベスト・アメリカン・ミステリ アイデンティティ・クラブ』 ジョイス・キャロル・オーツ&オットー・ペンズラー 12/10 \1,890

いろいろと言われてしまうところの多いBHLは、たとえばそのジャーナリスティックかつ厭味で挑発的なスタイリストぶり、テクスト内に曝けださずにはいられない強い“私”性や捏造も辞さないかのような論旨の豪快さ等々から鑑みると仏版“大塚英志”と例えることができるかもしれない(笑)。でも少なくとも『サルトルの世紀』はとても面白かった。あとは毎度おなじみ高品質安定型アンソロジー『ベスト・アメリカン・ミステリ』、今回のプレゼンターはJ・C・オーツってことでもちろん買い。テリイ・サザーンももちろん買い。クラーク&バクスターももちろん以下略…なのはともかくバクスタージーリークロニクルって増刷しないんですかね、とくに『時間的無限大』とか。