本やタウン:書籍近刊情報より


[単行本]
:アルファベータ 『チェリビダッケ 音楽の現象学』 セルジュ・チェリビダッケ/石原良也ほか訳 11/5 \1,995 

INAX出版 『10+1(45) 特集=現代都市の危機と再生』 酒井隆史/加藤政洋ほか 12/15 \1,575 

:近代文芸社 『月光の曲 嬰ハ短調ピアノソナタ14』 岡田豊 11/20 \1,890 ((日本が生んだ世界のテノール・東五郎。大財閥のひとり娘を妻としながら下町の鉄工所に働く志乃に魅かれていく、果てしなき堕落物語。))
:近代文芸社 『死の舞踏 倫理的想像力』 奥田裕子 11/1 \3,675 ((古今東西の名著・名作を題材に「想像力」を倫理的な視点から考察する。『リア王』『幸福な王子』『ドリアン・グレイの肖像』ほか。))
:近代文芸社 『万物の根源/世界の起源を求めて』 ルクレティウス/塚谷肇訳 11/20 \2,625 

集英社 『アジア、幻境の旅 日野啓三楼蘭美女』 鈴村和成 11/2 \3,465 

:新潮社 『死顔』 吉村昭 11/22 \1,365 ((延命治療を拒んで死を迎えること、それは自然死であることに変わりはない。生と死を凝視した作家が、遺書のように残した小説。))

新書館 『ハイデガー和辻哲郎』 ハンス・ペーター・リーダーバッハ/平田裕之訳 11/上旬 \3,980 

星雲社 『アンフラマンス 梱包されたデュシャン』 松田行正編/港千尋文 12/15 \3,780 ((マルセル・デュシャンの作品へのオマージュを捧げた本。48個の自分でつくれるデュシャン箱+港千尋氏、珠玉のデュシャン論付き。))

世界思想社 『ミクロ人類学の実践 エイジェンシー/ネットワーク/身体』 田中雅一編/松田素二編 11/下旬 \5,040 ((人類学はフィールドワークという実践のなにを継承すべきか。虫瞰図にこだわり、「全体化」の誘惑に抗するミクロ人類学の画期的論集。))

双葉社 『夜よ泣かないで』 香納諒一 11/22 \1,890 
双葉社 『誘拐の誤差』 戸梶圭太 11/20 \1,785 

文芸社 『天使が堕ちるとき』 トレイシー・シュヴァリエ/松井光代訳 11/1 \1,575 

:ナカニシヤ出版 『感じる情動・学ぶ感情 感情学序説』 福田正治 11/下旬 \2,730 

平凡社 『澁澤龍彦の古寺巡礼』 澁澤龍彦/内藤憲吾 11/下旬 \1,680 
平凡社 『ヨーロッパ、アメリカ、戦争』 エティエンヌ・バリバール 11/24 \2,940 
平凡社 『世界は単純なものに違いない』 有吉玉青 11/9 \1,470 
平凡社 『青柳瑞穂の生涯』 青柳いづみこ 11/13 \1,575 
平凡社 『溝口健二の世界』 佐藤忠男 11/13 \1,575 
平凡社 『〈悪口〉という文化』 山本幸司 11/15 \2,520 

勉誠出版 『宮沢賢治大事典』 渡部芳紀編 12/下旬 \10,500 
勉誠出版 『サマルカンドの金の桃』 エドワード・H・シェーファー/伊原弘監修 12/下旬 \4,725 ((シルクロード百科事典的名著の翻訳。シルクロードが運んできた異文化の影響を探る。))

マール社 『シェイクスピアの花園』 ウォルター・クレイン画/今井良朗監修 11/15 \1,260 ((1906年刊の絵本を復刻。シェイクスピア劇に出てくる花をイメージした妖精たちを描いた大人の絵本。日本語訳と解説付き。))
マール社 『マザーグースの塗り絵』 ウォルター・クレイン画/今井良朗監修 11/15 \1,260 ((1889年に世界で初めて作られた塗り絵のための本を復刻。歴史的な解説と実際に切り取って塗るページを追加。))

明治書院 『捜神記・幽明録・異苑他 六朝I』 佐野誠子 11/25 \6,720 ((本巻には、いわゆる「六朝志怪」を収める。もっとも古い『列異伝』をはじめ、超自然・不可知な民間説話、たたりなど、多種を収める。))

臨川書店 『江戸時代の朝鮮通信使と日本文学』 朴贊基 11/上旬 \3,360 ((森鴎外から江戸の歌舞伎浄瑠璃まで、朝鮮通信使との交流及び「唐人殺し」を取り入れた日本の文学作品群の特色と変遷、背景をたどる。))

[新書]
朝日ソノラマ 『スターライト☆ぱーふぇくと』 火浦功 12/下旬 \1,200 ((地球連邦宇宙開発公団開拓者擁護局の調査員でハードボイルド・オタクの鳴海甲介と女子高生の大冒険シリーズが合本で復活。))

集英社 『親ばなれ 子ばなれ 寺山修司と家族プログラム』 栗坪良樹 11/17 \735 ((寺山修司の『家出のすすめ』などを手がかりに、子どもの自立、自学をシミュレーションする。混迷を深める教育・家族の問題を考える画期的な試み。))
集英社 『人権と国家 世界の本質をめぐる考察』 スラヴォイ・ジジェク/岡崎玲子訳 11/17 \756 ((ジジェクの故郷スロヴェニアで敢行した岡崎玲子によるオリジナル・ロングインタビューと論文で構成する話題作。))

平凡社 『知られざる福沢諭吉』 礫川全次 11/10 \819 

KKベストセラーズ 『春画 江戸の悦楽(1)』 福田和彦 11/8 \1,470 

“スターライト☆だんでぃ/こねくしょん/ぱにっく”合本がキター。つぎはみのりちゃんだな。楽しみなのはルクレティウスの新訳、新書のジジェク、『ミクロ人類学の実践』、バリバールかな。たしかにバリバールはオフィシャルだと12月予定になっているけど…11/24か、微妙ね。