本やタウン:書籍近刊情報より


[単行本]
:鳥影社 『ヴォルフガング・ボルヒェルト その生涯と作品』 加納邦光 8/上旬 \1,890 ((ヒトラー体制と戦争に塗りつぶされた26年の生涯。その短い青春と今なお心をゆさぶる小説や詩。ひとりの作家の全体像を捉える。))
:鳥影社 『ジャカランダ』 山本彩冬 8/上旬 \1,575 ((異文化と対峙した女性の日常を描いた表題作をはじめ、現代女性のさまざまな生き方をやわらかなタッチで描いた小説4篇))。

幻冬舎 『処刑御使』 荒山徹 7/10 \1,890 

新人物往来社 『ラランデの星』 鳴海風 7/下旬 \2,100 ((江戸後期の天文学者高橋至時とその弟子・伊能忠敬らの地図測量を通して宇宙の真理を求めた男たちの情熱と生き様を描く長編歴史小説。))

白水社 『シェイクスピアの驚異の成功物語』 スティーヴン・グリーンブラット/河合祥一郎訳 8/下旬 \4,410 
白水社 『わたしの知らない母』 ハリエット・スコット・チェスマン/原田勝訳 8/中旬 \1,995 ((記憶が乱れ、戦争の傷が蘇ってしまう認知症の祖母、その娘と孫娘。家族という「他者」の心の秘密に迫る感動作。))
白水社 『フィレンツェ歴史散歩』 中嶋浩郎/中嶋しのぶ 8/下旬 \2,310 
白水社 『大ヒマラヤ探検史 インド測量局とその密偵たち』 薬師義美 8/下旬 \7,140 ((大ヒマラヤの探検は、生臭く、血を見る虚々実々の駆け引きのもと、帝国主義的な野望の渦巻く苛酷な「グレート・ゲーム」であった。))

明治書院 『怪異・妖怪百物語 異界の杜への誘い』 小松和彦編 8/10 \1,575 

吉川弘文館 『呪いの都 平安京 呪詛・呪術・陰陽師』 繁田信一 8/中旬 \2,415 ((貴族たちの陰湿な望みをかなえるため、都に暗躍する法師陰陽師。歴史の闇に隠された、呪いあう貴族の生々しい怨念と平安京の裏の姿。))

[新書]
白水社 『断食芸人』 フランツ・カフカ/池内紀訳 8/中旬 \1,050 

『大ヒマラヤ探検史』ってめちゃくちゃ面白そうなんすけど、どう? 荒山徹はもうゲット組がでてる模様でなんだかオラヤキモキしてきたぞ。