本やタウン:書籍近刊情報より


[単行本]
以文社 『民主主義の逆説』 シャンタル・ムフ/葛西弘隆訳 7/10 \2,625 

紀伊國屋書店 『サイード自身が語るサイード』 エドワード・W・サイード/タリク・アリ 8/下旬 \1,575 

:恵雅堂出版 『共産主義黒書 コミンテルン・アジア篇 犯罪・テロル・抑圧』 ステファヌ・クルトワ/ジャン・ルイ・マルゴラン 7/25 \3,150 ((戦争と革命の世紀であった20世紀、共産主義による犠牲者は1億人を数え、ナチズムの犠牲者2,500万人を上まわる。))

晃洋書房 『自然主義の可能性 現代社会科学批判』 ロイ・バスカー/式部信訳 8/上旬 \2,835 

昭和堂 『シェリング哲学 入門と研究の手引き』 松山壽一監訳 7/上旬 \3,990 

山川出版社 『現代フランスの病理解剖』 長部重康 7/下旬 \2,940 ((欧州統合の手本「フランス社会モデル」が破綻をきたしている。昨年来顕著となった亀裂の原因を探り、ヨーロッパの未来を考える。))
山川出版社 『都市空間と民衆 日本とフランス』 中野隆生編 7/下旬 \2,940 ((生活の場としての都市空間の形成と拡大、都市へ流入した移入民の存在に着目し、日本とフランスの近代都市のあり方を比較・検討する。))
山川出版社 『共和国の女たち 自伝が語るフランス近代』 長谷川イザベル/長谷川輝夫訳 7/中旬 \1,365 ((19世紀半ばから20世紀末に、時代と闘いながら人生を切り拓いた4人の女性たち。遺された自伝・回想から、素顔のフランス近代を描く。))

汐文社 『ベネチア人にしっぽがはえた日』 アンドレア・モレジーニ作/長野徹訳 7/下旬 \1,575 ((魔女のせいで、町の人のおしりにしっぽがはえてきた。それはユダヤ人の陰謀だというウワサが流れて。小学校高学年向。))
汐文社 『空にうかんだ大きなケーキ』 ジャンニ・ロダーリ作/よしとみあや訳 7/下旬 \1,575 ((ある朝巨大な円盤が現れ、町中は大騒ぎに。子どもが好きなお菓子がたくさん出てくる国際アンデルセン賞作家ロダーリの傑作。))

共産主義黒書』や山川出版のフランスものは現物をチェックしてから買うかどうかを決めることにする。あと筑摩書房近刊案内も更新されてるけどシリーズもの以外に眼を奪われるようなものが無いので今回はパス、本やタウンでの更新時にピックアップします(筑摩のリストは整形がしづらいので(笑))。そして近況っていうか現在GyaoTAMALA2010を視聴中←サブリーダーとして『エイリアン・ベッドフェロウズ』をめくりながら。その後は浅倉久志エセーと桜庭一樹:『レッドパージ・ハリウッド』[上島晴彦/作品社]を読む予定…あ、そうだ『高飛びレイク』(書下ろし新作は3ページ以上はあったけど10ページはなかったよ)も再読してそして実は積んでた『デイアスポラ』も読んでしまおう…と決意する休日の午前中でありました。