ビーケーワン予約一覧より


[単行本]
みすず書房 『ラシーヌ論』 ロラン・バルト/渡辺守章訳 8/予定 \4,410 ((「フランス最大の作家」ラシーヌの作品に、当時最も「危険」で活力のあった精神分析の理論・視点を照らしながらテクストを分析する。刊行されるやいなや論争の的となった作品。))
みすず書房 『批評と真実』 ロラン・バルト/保刈瑞穂訳 8/予定 \2,625 ((『ラシーヌ論』に向けられた批判に対して、反批判として書き上げられたバルトの批評原論とでもいうべき小著。))
嵐が丘』と同じく、暴力の荒れ狂う神話世界*1中条省平言うところの『フェードル』(岩波文庫)が7月に増刷されるラシーヌ関連本が2冊、しかもロラン・バルト

*1:角川文庫『新・読書の快楽』p43