本やタウン書籍近刊情報より

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[単行本]
岩波書店 『人間の暗闇 ナチ絶滅収容所長との対話』 ギッタ・セレニー/小俣和一郎 12/6 \4,410 

角川書店 『アルテミス・ファウル 永遠の暗号』 オーエン・コルファー/大久保寛訳 12/22 \2,100 
角川書店 『英雄先生』 東直己 12/20 \1,575 
角川書店 『天国の扉 ノッキング・オン・ヘヴンズ・ドア』 沢木冬吾 12/22 \1,575 

三一書房 『砂町綺譚』 有宮茂樹 11/下旬 \1,785 ((東京都江東区砂町。現代都市風俗と大正文藝浪漫が交錯する、不思議な地獄めぐりの物語。永井荷風をこよなく愛する著者による佳編。))

中央公論新社 『愛執』 アメリー・ノトン/傳田温訳 12/10 \2,100 ((シラノよりも滑稽で、カジモドよりも虐げられた醜い男の偏愛は純粋な絶世の美女に届くのか。奇才が肉体と内面の美醜対決に挑む。))
中央公論新社 『星のカギ、魔法の小箱』 小谷真理 12/20 \1,890 ((物語の箱をあけてみよう。親子で楽しめる、とっておきのファンタジー&SF案内。大野隆司のネコ版画とともに。))

徳間書店 『すべての愛の1%』 前川麻子 12/20 \1,785 ((ストーカー、偏愛、幼女わいせつ、虐待、売春。日常以上、犯罪未満の「異常な愛」をテーマに、俊英が放つ短編小説集。))

:ブッキング 『イモヅル式物語』 スズキコージ 11/下旬 \1,995 
:ブッキング 『ママが六人???』 大海赫 11/下旬 \1,890 
:ブッキング 『海時間のマリン』 名木田恵子 11/下旬 \1,575 
:ブッキング 『水族譚 動物童話集』 天沢退二郎 11/下旬 \2,835 

文藝春秋 『紙つぶて 自作自注最終版』 谷沢永一 12/上旬 \3,900 ((コラム書評の金字塔「紙つぶて」の455篇すべてに詳細な自注を追記。著者の執念と熱意の最終形が完成。))

平凡社 『わが旧牧師館への小径』 ナサニエル・ホーソーン 12/7 \840 ((アメリカ・ロマン派の文豪ホーソーンが、エマソン、ソローなどの回想を含めコンコードの自然と生活を綴った随想の名作。本邦初訳。))
平凡社 『魂の城 カフカ解読』 残雪 12/7 \3,360  ((独自の作風で世界的にユニークな位置を占める中国の作家残雪が、カフカの諸作品を丹念に読み抜く。寓話の謎を解き魂を照らし出す書。))
平凡社 『荷風のあめりか』 末延芳晴 12/7 \1,680 ((荷風アメリカ体験とは何だったのか。テキスト解読と現地踏査によって新しい荷風像を提示する。書下ろし2章を加えた決定版。))

法政大学出版局 『現実を語る小説家たち』 ジャック・デュボア/鈴木智之訳 12/15 \5,460 
法政大学出版局 『風景の経験 景観の美について』 ジェイ・アプルトン/菅野弘久訳 12/19 \5,460 
法政大学出版局 『ソクラテスの宗教』 マーク・L・マックフェラン/米澤茂訳 12/下旬 \6,300 
法政大学出版局 『越境者の思想 トドロフ、自身を語る』 ツヴェタン・トドロフ/小野潮訳 12/下旬 \5,985 

[新書]
:新潮社 『自爆テロリストの正体』 国末憲人 12/20 \714 
:新潮社 『ろくろ首の首はなぜ伸びるのか 遊ぶ生物学への招待』 武村政春 12/20 \735 ((古今東西の「架空生物」の謎を最新生物学で解き明かす。冗談と本気、奇想と学問が大胆に結合した「遊ぶ生物学」がここに誕生。))

徳間書店 『G.I.B 聖なる死神の伝説』 沢井鯨 12/20 \860 
徳間書店 『カメリア・カタルシス 魔女と犬』 西魚リツコ 12/20 \860 ((現代の魔女と弟子が旧家に潜む因業の謎を解く。妹萌え系ミステリー))

ブッキングからは天沢退二郎を、平凡社からは中国の女カフカこと残雪によるカフカ解読を、法政大学出版局からはトドロフを買うでありますな。『ソクラテスの宗教』もそそられる、あのころの哲学は常に秘教的な感触がありますからね。小谷真理谷沢永一あとホーソーンのエセーを勘定に入れて…それにしても武村政春の提唱する「遊ぶ生物学」は激しくツボに入るね。