本やタウン近刊情報より


[単行本]
[bk1/amazon]岩崎書店 『アーサー王とあった男』 マーク・トウェーン/亀山龍樹訳 09/下旬 \1,575 
[bk1/amazon]岩崎書店 『タイムマシン』 H・G・ウェルズ/塩谷太郎訳 09/下旬 \1,575 
[bk1/amazon]岩崎書店 『わすれられた惑星』 マレイ・ラインスター/矢野徹訳 09/下旬 \1,575 
[bk1/amazon]岩崎書店 『宇宙怪獣ラモックス』 R・ハインライン/福島正実訳 09/下旬 \1,575 
[bk1/amazon]岩崎書店 『なぞの第九惑星』 ウォルハイム/白木茂訳 09/下旬 \1,575 
[bk1/amazon]岩崎書店 『宇宙のサバイバル戦争』 トム・ゴドウィン/中上守訳 09/下旬 \1,575 
[bk1/amazon]岩崎書店 『夢みる宇宙人』 J・D・マクドナルド/常盤新平訳 09/下旬 \1,575 
[bk1/amazon]岩崎書店 『作戦NACL』 光瀬 龍/寺澤昭絵 09/下旬 \1,575 
[bk1/amazon]岩崎書店 『百万の太陽』 福島正実/御米椎絵 09/下旬 \1,575 
[bk1/amazon]岩崎書店 『時間と空間の冒険』 福島正実編/ヤマグチアキラ絵 09/下旬 \1,575 

[bk1/amazon]朝日新聞社 『柳生薔薇剣』 荒山徹 09/15 \1,680 

[bk1/amazon]岩波書店 『残りの時 パウロ講義』 ジョルジョ・アガンベン/上村忠男訳 09/27 \2,940 
[bk1/amazon]岩波書店 『山水戀圖』 奥山民枝 09/06 \1,680 
[bk1/amazon]岩波書店 『千三忌』 簾内敬司 09/22 \2,100 
[bk1/amazon]岩波書店 『ラカンとポストフェミニズム』 エリザベス・ライト/椎名美智訳 09/29 \1,575 
[bk1/amazon]岩波書店 『かるいお姫さま』 マクドナルド/脇明子訳 09/16 \672 

[bk1/amazon]光文社 『悪党たちは千里を走る』 貫井徳郎 09/20 \1,890 
[bk1/amazon]光文社 『誰よりもつよく抱きしめて』 新堂冬樹 09/20 \1,890 

[bk1/amazon]国書刊行会 『天の声・枯草熱』 スタニスワフ・レム/沼野充義ほか訳 09/30 \2,940 
[bk1/amazon]国書刊行会 『うしのよだれ』 坪井正五郎/山口昌男監修 09/30 \5,250 
[bk1/amazon]国書刊行会 『三つの教会と三人のプリミティフ派画家』 J・K・ユイスマンス/田辺保訳 09/20 \3,675 

[bk1/amazon]晶文社 『クライム・マシン』 ジャック・リッチー/好野理恵ほか訳 09/下旬 \2,520 

[bk1/amazon]出版芸術社 『太陽ぎらい』 小泉喜美子 09/中旬 \1,575 

[bk1/amazon]小学館 『戦中派復興日記』 山田風太郎 09/20 \2,625 (([]昭和26年[]・27年の未公開[]日記[]。[]江戸川乱歩[]、[]横溝正史[]らとの交友、[]戦後[]復興に立ち上がる社会の様子を克明に記す。))

[bk1/amazon]星雲社 『ラスト・ナチ』 スタン・ポッティンガー/中島哲也訳 08/29 \1,960 
[bk1/amazon]星雲社 『苦悩のオレンジ、狂気のブルー』 デイヴィッド・マレル/定木大介訳 08/29 \1,995 

[bk1/amazon]鷹書房弓プレス 『異界へのまなざし アイルランド文学入門』 山田久美子 09/中旬 \2,205 

[bk1/amazon]東京創元社 『ななつのこものがたり』 加納朋子/菊池健画 09/下旬 \1,785 
[bk1/amazon]東京創元社 『少女には向かない職業』 桜庭一樹 09/下旬 \1,470 

[bk1/amazon]PHP研究所 『心と脳の正体に迫る』 天外伺朗/瀬名秀明 09/01 \1,575 

[bk1/amazon]平凡社 『陰謀のモダン日本』 海野弘 09/14 \2,100 (([]日本[][]近代[]史「[]満州[]」から「[]大東亜共栄圏[]」にいたる10のセオリーを[]陰謀史観[]として読み直す。それらはあやしげな面白さに満ちている。))
[bk1/amazon]平凡社 『金石範作品集(1)』 金石範 09/14 \7,980 
[bk1/amazon]平凡社 『東京日記』 川上弘美 09/05 \1,260 
[bk1/amazon]平凡社 『寺山修司幻想劇集』 寺山修司 09/09 \1,575 
[bk1/amazon]平凡社 『ニーチェ・セレクション』 フリードリヒ・W・ニーチェ/渡邊二郎編 09/09 \1,365 
[bk1/amazon]平凡社 『純粋理性批判(下)』 イマヌエル・カント/原佑訳 09/09 \1,575 
[bk1/amazon]平凡社 『エル・アレフ』 ホルヘ・ルイス・ボルヘス/木村榮一訳 09/09 \1,050 

[bk1/amazon]毎日新聞社 『ふしぎなお金』 赤瀬川原平 09/下旬 \1,260 ((様々な事物を[]赤瀬川[]さん独自の視点で考察する大人の[]哲学[][]絵本[][]シリーズ[]第1弾。絵と文章ともに全編書き下ろし。お金って何だ。))

[bk1/amazon]みすず書房 『』〈ユダヤ人〉という存在 池内紀 09/中旬 \2,940 (([]ベンヤミン[]、[]カネッティ[]から無名の人々まで、[]ユダヤ[]系の[]作家[]・[]思想家[]たちについてつづり、複雑な[]文化[]と[]歴史[]に分け入る池内流[]百科事典[]。))
[bk1/amazon]みすず書房 『リンさんの小さな子』 フィリップ・クローデル/高橋啓訳 09/中旬 \1,890 

[新書]
[bk1/amazon]光文社 『交換殺人の夜』 東川篤哉 09/20 \840 
[bk1/amazon]中央公論新社 『闇の守り手(2)ナイトランナー(1)』 リン・フルエリン/浜名那奈訳 09/下旬 \998 

こんにちは、岩崎書店のラインナップに涙をこぼす人(←オレ)がお贈りします今週のピックアップです。まずアガンベンウラゲツ☆ブログ8/22の記事によれば岩波書店から刊行される『残りの時 パウロ講義』とほぼ同時期にジョルジョ・アガンベン/上村忠男・堤康徳訳『瀆藭』[月曜社/\1,890/09月末予定][bk1/amazon]の刊行も予定されているとの事。アガンベンは『開かれ』を読んで以降のマイへヴィーローテーション。国書刊行会からはレム・コレクションと、近代日本のホモ・ルーデンスたちが残した文章の集成“知の自由人叢書”第一回配本分『うしのよだれ』、そして退廃のユイスマンスグリューネヴァルトノートルダム大聖堂を論じた、著者最晩年の傑作評論がお目見え。星雲社/柏艪舎からは、佳作・秀作ぞろいのホラー・アンソロジーだった『ナイトフライヤー』のなかでももっとも強烈な印象を残したデイヴィッド・マレルの短編「オレンジは苦悩、ブルーは狂気」を据えた短編集が刊行、これは大注目の一品でしょう。つづいて平凡社。『寺山修司幻想劇集』が個人的には一番気になってますが、ボルヘスの新訳が(おそらくライブラリー版で)刊行されるのも見逃せません。海野弘も好きなひとなのですが、今回の作品のあらすじにはとくにそそられますね…っていうか今回注目多すぎ、ジャック・リッチー/小泉喜美子/山田風太郎/桜庭一樹等々、おまけに昨年のオレ的ベストミステリ/アンチミステリ『灰色の魂』のフィリップ・クローデルまで紹介されるって言うんだから、もう。