雪が降って寒いので外に出るよりは部屋にこもって積読を片付けるかたまりにたまっている感想を書いてしまおうかって言うか寒いとテンション下がるよねーと言い訳して布団に潜ってしまうか、とりあえずe-hon予約コーナーをチェック


[bk1]文藝春秋 『花まんま』 朱川湊人
[bk1]文藝春秋 『ベルカ、吠えないのか?』 古川日出男
[bk1]文藝春秋 『本音を申せば』 小林信彦
[bk1]文藝春秋 『黙の部屋』 折原一
エマーソン・レイク&パーマーやロジャー・ウォータース期ピンクフロイドのようなコンセプチュァルな神話的物語/物語構成と斬新な語り口で小説の中に常に音楽的なエコーを響かせてる(とぼくが勝手に考えてる)プログレッシヴ・ノヴェリスト古川日出男の新作は “一九四三年、日本軍が撤収したキスカ島。残された四頭の軍用犬。そこから「イヌによる近現代史」が始まった!” とのこと、期待せずにはいられません。神話的語り口といえば青木淳悟もそうですが、こういう読んでる最中に「頭の中で呪術的パーカッションが鳴り続ける」タイプの小説には惹かれるものがあって、そういえば「R&R」や「ジャガー・ハンター」のルーシャス・シェパードにもそー言う感じを受けてたなと不意に思い出す。もう翻訳の予定とか立たないんですかね…最近になって10何年かぶりに原書読もう熱が最強に強まってきているので久しぶりに英語で読んでみるのもいいかも。ネットのおかげで昔と違って洋書の入手簡単になってるし。