しかしながら、空いた時間に少しづつ読めるような本を…と思ったのが運の尽き、酒見賢一陋巷に在り』の文庫本を手にとってしまい「ああそういえば“禁”という字は林の中の神を表すということを知ったのはこの本だったなぁ。そういえば白川静にはまったきっかけでもあったなあ」とかなんとかでやめられなくなる始末。おかげで積み本は減らず、って言うか朝倉祐弥『白の咆哮』とか佐藤哲也サラミス』とか他数冊が加わって、おまいはいったいどう言うつもりなのだと自分に問いかけつつ本やタウン新刊リストから新書と単行本のチェックをする生業


 
[新書]
[bk1]光文社 『キルケーの毒草』 相原大輔
[bk1]光文社 『ビーストシェイク』 畜生どもの夜 戸梶圭太
[bk1]光文社 『悪の華』 新堂冬樹
[bk1]実業之日本社 『モップの精は深夜に現れる』 近藤史恵
[bk1]祥伝社 『血文字GJ 猫子爵冒険譚』 赤城毅
[bk1]祥伝社 『殺人現場はその手の中に 天才・龍之介がゆく!』 柄刀一
[bk1]祥伝社 『羊の秘』 霞流一
[bk1]双葉社 『小説ルパン三世アンソロジー』 大沢在昌ほか
 
[単行本]
[bk1]国書刊行 『小さき花々』 吉屋信子著/中原淳一
[bk1]白水社 『シェイクスピアの密使』 ゲアリー・ブラックウッド
[bk1]白水社 『予定日ならジミー・ペイジ』 角田光代
[bk1]双葉社 『僕の行く道』 新堂冬樹
[bk1]文藝春秋 『ドリームタイム』 田口ランディ
[bk1]ブッキング 『ダルタニャン物語外伝 恋愛血風録』 小西茂也訳
 
いまどきダルタニャン物語など読むものがいるんだろうかとは思いつつ、デュマが種本にしたという『ダルタニャン色ざんげ』の復刊はすばらしい快挙。アニメ版巌窟王のオサレヘアーからアレクサンデル・デュマににはまったキミたちは要チェキです。それにしても吉屋信子少女小説集もでるとは今はいったい何年なのでしょうか、いやはやマリみて様様でございます。「いばらの森」にはまったアナタたちは要チェキですことよ。