2009-01-01から1年間の記事一覧
■■■:法政大学出版局 『美的経験』 リュディガー・ブプナー/竹田純郎監訳/菅原潤、齋藤直樹、大塚良貴訳 10/16 \2,730 ((美学の課題は、芸術作品の理論化や形式化であるよりも、感性的経験の反省プロセスそれ自体を把握することにある。ガダマーの高弟たる哲…
■■■:集英社 『若い藝術家の肖像』 ジェイムズ・ジョイス/丸谷才一訳 10/16 \3,990 ((ジョイスにとって初めて出版された(1916年)半自伝的作品――「ユリシーズ」で徹底的に追及されることになる文体実験はこの小説から始まる。今回、丸谷氏は新訳決定版…
■■■:ダイヤモンド社 『渡邊守章評論集 越境する伝統』 渡邊守章 10/29 \3,990 ((渡邊守章、21世紀最新の評論集。能・バレエをはじめとする芸術へのまなざし、クローデルと切り結ぶ筆の一方でミシェル・フーコーと対話し、レヴィ=ストロースと往復書簡を…
■■■:岩波書店 『エレーヌ・ベールの日記』 エレーヌ・ベール/飛幡祐規訳 10/- \2,940 ■■■:工作舎 『巡礼としての絵画 メディチ宮のマギ礼拝堂とゴッツォリの語りの技法』 前川久美子 9/- \5,040 ■■■:講談社 『センゴク兄弟』 東郷隆/宮下英樹絵 10/- \1,6…
■■■:アートダイジェスト 『オスカーワイルドのコント集 ─白鳥の歌』 ギョ・ド・セ編/堀江珠喜訳 9/17 \1,995 ((本邦初訳! これは偽の「黄金伝説」か? 話芸の達人ワイルドが語った知られざる小話集がついに今、日の目を見る!――オスカー・ワイルドの名は、…
■■■:日経BP出版センター 『数式に憑かれたインドの数学者 上 ラマヌジャンの渡英』 デイヴィッド・レヴィット 10/16 \1,680 ■■■:日経BP出版センター 『数式に憑かれたインドの数学者 下 ラマヌジャンの挫折』 デイヴィッド・レヴィット 10/16 \1,680
■■■:青弓社 『侵犯するシェイクスピア 境界の身体』 本橋哲也 9/25 \2,100 ((『ハムレット』『ロミオとジュリエット』『リア王』……。シェイクスピアの代表的な作品を解説も添えながらカルチュラル・スタディーズの立場から徹底して読み込んで、いまに生きる…
■■■:朝日新聞出版 『クク氏の結婚、キキ夫人の幸福』 佐野洋子 10/7 \1,260 ■■■:朝日新聞出版 『堕刻の刃』 神野オキナ//田沼雄一郎画 10/20 \945 ■■■:河出書房新社 『検閲と文学 1920年代の攻防』 紅野謙介 10/8 \1,260 ((文学が自由だったことは一度も…
■■■:彩流社 『来るべき蜂起 L'Insurrection qui vient』 コミテ・アンヴィジブル/『来るべき蜂起』翻訳プロジェクト訳・解説 11/25 \2,100 ((2008年11月15日、フランスの寒村タルナックで共同生活を営む9名の若者が逮捕される。新幹線への「破壊工作」を名目…
■■■:徳間書店 『プシスファイラ』 天野邉 10/19 \2,100 ((第10回日本SF新人賞受賞作――難解なネットワーク用語が頻発するが、読み進めるうちに理解できるようになる、稀有な作品!)) ■■■:徳間書店 『競馬の終わり』 杉山俊彦 10/19 \2,100 ((第10回日…
■■■:角川書店 『ヤゴ』 宮ノ川顕 10/23 \1,470 ((高橋克彦氏驚愕の第16回日本ホラー小説大賞受賞作;日常に厭き果てた男が南の島へ旅に出た。密林へ分け入った彼は池に落ち、耐え難い空腹と絶望感、死の恐怖と闘いながら生き延びようとして、やがて……。端…
■■■:学研 『-アイ-』 飯田譲治 10/- \1,365 ■■■:幻戯書房 『昨日と明日の間 編集者のノートから』 小尾俊人 9/- \3,780 ((戦後の焼跡に「みすず書房」を立ち上げた出版人が記す普遍的な現在。本のかたち、時代や社会のかたち、人のかたちを見つづけた歳月…
■■■:朝日文庫 『帰り舟深川川獺界隈』 山田正紀 10/7 \714 ■■■:朝日文庫 『朱温(上)』 仁木英之 10/7 \840 ■■■:朝日文庫 『朱温(下)』 仁木英之 10/7 \840 ■■■:一迅社文庫 『ANGEL+DIVE CODEX(3)CLOSERS』 十文字青/青稀シン 10/20 \650 ■■■:一迅社…
■■■:産調出版 『妖怪バイブル』 ブレンダ・ローゼン/中谷友紀子 8/10 \2,520 ((現実に存在していたとは思えない数々の幻想の魔物たちの物語を収録――古代から現代までの幻獣や空想上の生物を、世界中から集めた完全ガイド。民話や聖なる伝承に基づいた250以…
■■■:廣済堂出版 『100番目の羊』 今日マチ子 10/下 \1,260 ((話題の叙情マンガ家・今日マチ子、初の長編作品。修道院で暮らす女子高生・なおみが悩みながら成長していく胸キュン青春ストーリー。))■■■:国書刊行会 『歪み真珠』 山尾悠子 10/23 \2,940 ((山…
■■■:NTT出版 『エクスペリメンタル・ミュージック――実験音楽ディスクガイド』 フィリップ・ロベール/昼間賢、松井宏訳 10/19 \2,310 ((未来派からノイズまで。前衛的・実験的な音楽の歴史的名盤の横断的ディスクガイド。未来派、ダダ、アール・ブリュット、…
■■■:松籟社 『医者の妻』 ブライアン・ムーア/伊藤範子訳 8/- \2,100 ■■■:論創社 『圧縮批評宣言』 可能涼介 9/- \2,310
■■■:未来社 『応答する呼びかけ 言葉の文学的次元から他者関係の次元へ』 湯浅博雄 9/-\2,940 ■■■:未来社 『ことばと精神 粟津則雄講演集』 粟津則雄 10/- \2,520
■■■:角川書店 『壊れゆくもの』 ニール・ゲイマン/金原瑞人、野沢佳織訳 10/26 \1,785 ((すべてのページに驚きと感動が詰まった、いまだかつてない短編集!;ホームズがSFに? ベイカー街に住む偉大な探偵が遭遇した緑の血が飛び散る殺人事件の顛末を描く…
■■■:ポプラ社 『ダイナー』 平山夢明 10/- \1,575 ■■■:法政大学出版局 『アウシュヴィッツ以後の神』 ハンス・ヨーナス/品川哲彦訳 9/- \2,625 ■■■:法政大学出版局 『宗教論 新装版 現代社会における宗教の可能性』 二クラス・ルーマン/土方昭、土方透訳 …
■■■:彩流社 『建築はいかに社会と回路をつなぐのか』 五十嵐太郎 11/6 \2,310
■■■:水声社 『展示の政治学』 川口幸也編 9/11 \5,040
■■■:国書刊行会 『日本幻想作家事典』 東雅夫 10/20 \7,980 ■■■:国書刊行会 『黄昏の遊歩者』 A・L・マカン 10/20 \2,730 ((オーストラリアの文学賞オーリアス賞ホラー部門大賞受賞!本邦初訳、A・L・マカンのデビュー作「ゴシック歴史メロドラマ」遂に…
■■■:慶應義塾大学出版会 『ファウストとホムンクルス ゲーテと近代の悪魔的速度』 マンフレート・オステン/石原あえか訳 9/- \2,415 ■■■:彩流社 『ドゥルーズを「活用」する』 澤野雅樹 9/- \2,310 ■■■:春秋社 『万物の歴史 新装版』 ケン・ウィルバー/大…
■■■:角川書店 『イラストレイテッド・ブルース』 菊地秀行 10/28 \1,785 ((エンターテインメント界の巨人が描く超大作 20XX年――。テロが横行し、経済不況、食糧危機、精神荒廃が世界を覆っていた。一大コングロマリットが支配する世界で、人々に希望は…
■■■:太田出版 『全滅脳フューチャー!!!』 海猫沢めろん 9/- \1,785 ■■■:彩流社 『マーク・トウェインの投機と文学 伝記の発掘と『アーサー王宮廷のコネティカット・ヤンキー』』 チャールズ・H・ゴールド/柿沼孝子訳 9/- \2,625 ■■■:彩流社 『モンキー…
■■■:岩波書店 『詩文集 詩と神話』 チェーザレ・パヴェーゼ/河島英昭訳 9/10 \6,090 ((詩人としての労働の初穂「働き疲れて」。存在の深奥からの言葉「異神との対話」。21世紀文学への第一歩。))■■■:慶應義塾大学出版会 『ファウストとホムンクルス ゲーテと近…
■■■:紀伊國屋書店 『精神の自由ということ 神なき時代の哲学』 アンドレ・コント=スポンヴィル/小須田健、コリーヌ・カンタン訳 9/- \2,100 ■■■:講談社 『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』 辻村深月 9/- \1,680 ■■■:講談社 『妖精島の殺人 下』 山口芳宏 10/-…
■■■:ハヤカワ文庫HM 『復讐法廷』 ヘンリー・デンカー/中野圭二訳 9/- \945
■■■:NTT出版 『ホワッチャドゥーイン、マーシャル・マクルーハン?――感性論的メディア論』 門林岳史 9/16 \3,360 ((メディア論・現代思想を更新する衝撃のデビュー作!決定的なマクルーハンの真実が今、明かされる。 マクルーハンを徹底解剖する緻密きわま…