ビーケーワンより


:NTT出版 『帝国の残影 兵士・小津安二郎の昭和史』 與那覇潤 1/- \2,310 

翰林書房 『大正女性文学論』 新・フェミニズム批評の会 -/- \4,200 ((大正文学には見るべき「女流文学」はないとされてきたが、それに異を唱え、大正時代は女性の表現者を多数生みだし、育んだ時代でもあったことを検証する))

:作品社 『モーツァルトの脳』 ベルナール・ルシュヴァリエ/藤野邦夫訳 1/- \2,940 

人文書院 『象の群れ 台湾熱帯文学』 張貴興/松浦恆雄訳/荒井茂夫、松浦恆雄、高嘉謙、黄英哲編集委員 12/- \2,520 ((華人、植民者、侵略者、少数民族、共産ゲリラたちが躍動する熱帯雨林。悲劇に見舞われた華人一家最後の男の子は、密林の奥へ向かっていくが…。神話と伝説、史実が渾然となった、幽玄な伝奇物語))

:青簡舎 『谷崎潤一郎 型と表現』 佐藤淳一 12/- \3,990 

みすず書房 『20世紀ユダヤ思想家1 来るべきものの証人たち』 ピエール・ブーレッツ/合田正人ほか訳 1/- \7,140 ((9人の思想的営為を再構成。哲学とユダヤ教的伝統との葛藤の実相を伝える。全3巻。1巻はコーエン、ローゼンツヴァイクベンヤミン))
みすず書房 『短篇で読むシチリア』 武谷なおみ編訳 1/- \2,940 ((大人の本棚――火山とオリーヴ畑とマフィア…地中海最大の島シチリア出身の7人の短篇小説から14編を精選、初訳でおくる魅力的アンソロジー))