版元ドットコムより


彩流社 『オットリン・モレルの生涯』 ミランダ・シーモア/蛭川久康訳 2/14 \7,350 ((「完全無欠に生まれた女性」(ヴァージニア・ウルフ)と言われた英国貴族レディ・オットリン・モレル(1873-1938)の破天荒な生涯。英国貴族の名門ポートランド公爵の血を引くオットリン・モレルは、その特異なファッションと自由奔放な交友関係から、「貴婦人の異端児」と称され、数多くの知識人たちに衝撃と影響を与えた。愛人でもあったバートランド・ラッセルのほか、D. H. ロレンス、ヴァージニア・ウルフ、T. S. エリオット、オールダス・ハックスレー、ヴィトゲンシュタイン……彼女をめぐる華やかな交遊図は、20世紀初頭の文化史を形成している))