e-hon もうすぐ出る本の予約より

■■■：朝日新聞出版　『紀元二千六百年　消費と観光のナショナリズム』　ケネス・Ｊ・ルオフ/木村剛久訳　12/10　\2,100　((　戦時の１９４０年、神武東征から二千六百年というこの年、帝国の臣民たちは史跡観光に、デパートや新聞社による愛国的な催事に、進んで参加し、国史をまとめた物語に夢中になっていた――。南米移民を含めた臣民たちがこぞって参加した大イベントを通して、「暗い谷間」と呼ばれた時代のイメージを一新する、ファシズム日本の姿。気鋭の著者による大佛次郎論壇賞受賞後、第一作！　解説・原武史))

■■■：朝日新聞出版　『装丁問答』　長友啓典　12/10　\777　((装丁の名人が書いた装丁エッセイ。「ジャケ買い」した数々の本の批評や、漱石から現代まで本のデザインにこだわる人たちへのオマージュ。盟友・黒田征矢との対談、伊集院静の友情寄稿つき。本好きに贈る一冊))

■■■：朝日新聞出版　『日本の貴人１５１家の運命』　中山良昭　12/10　\819　((旧公家・宮家の貴人たちは幕末維新から平成まで、過酷な運命に翻弄されながら、どう生き続けてきたのか。栄華、矜持、失意、醜聞――特異な紳士・淑女らの有為転変を描き、日本の近現代史の一断面を明らかにする。１３７家の詳細なデータも掲載))

■■■：朝日新聞出版　『トリガーマン！』　火浦功　12/17　\1,050　((男の名はキース・バーニング──虚無的な美貌の外見から〈美しきブロンドの狼〉と呼ばれる、凄腕の殺し屋だ。そんな彼が、ひょんなことからズルズルとお笑い世界に引きずり込まれて……？　著者デビュー３０周年記念復刻！！))

■■■：朝日新聞出版　『それゆけ！　宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ［完全版］２』　庄司卓/赤石沢貴士　12/17　\1,260　

■■■：朝日新聞出版　『告発・現代の人身売買　奴隷にされる子どもたち』　デイヴィッド・バットストーン/山岡万里子訳　12/17　\2,520　((貧困がもたらす虐待、監禁、売春、強制労働。世界には３０００万人の「奴隷」がいる。その多くは子どもたちだ。売春婦として売りとばされる少女、武装ゲリラに拉致され兵士として育てられる少年……。１０月刊の原書改訂版を邦訳))
■■■：筑摩書房　『プルースト　読書の喜び　私の好きな名場面』　保苅瑞穂　12/9　\3,045　((『失われた時を求めて』は、〈テクストの快楽〉にみちた小説でもある。〈紅茶とマドレーヌ〉などの名場面に光をあて、作品と人間の真実をエセー風に描く思索の書))
■■■：藤原書店　『フランス史　４　１７世紀』　Ｊ・ミシュレ/大野一道、立川孝一　12/下　\4,830　

■■■：藤原書店　『家の社会歴史学　＜新版＞　叢書・歴史を拓く　アナール論文選　２』　二宮宏之、樺山紘一、福井憲彦責任編集　12/下　\3,360　

■■■：藤原書店　『日本の刺青と英国王室』　小山騰　12/下　\3,780　((英国王子の来日は刺青が目的だった！))