ビーケーワンより


飛鳥新社 『天空のビバンドム』 ニコラ・ド・クレシー 11/- \2,835 ((●『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木飛呂彦がハマった!!!「ひとコマ。ひとコマ。まったりと見入ってしまう。お茶とお菓子をそばにおいて、ずっと眺めていたい」 ●日本の漫画家・アニメ作家・イラストレーターにも多大な影響を与えた驚異のフルカラー漫画がついに日本上陸! 物語を手中に入れたい者たちの面白おかしいドタバタを、自由奔放なタッチで綴る漫画作品。全ての画材をつぎ込んだという驚異のカラーリングは、フランス漫画の最高峰に位置する記念碑的傑作!))

岩波書店 『グノーシスの変容 ナグ・ハマディ文書・チャコス文書』 荒井献、大貫隆編訳/荒井献解説 11/- \6,930 
岩波書店 『狂気の西洋音楽史 シュレーバー症例から聞こえてくるもの』 椎名亮輔 11/- \4,830 

みすず書房 『よくできた女』 バーバラ・ピム/芦津かおり 11/- \2,940 ((定年小説『秋の四重奏』が評判を呼んだ女性作家ピムによる「おひとりさま小説」の古典ついに翻訳。 戦後まもないロンドン、ぱっとしない30歳のミルドレッドのフラットの上の階に華やかな夫妻が越してきた。文化人類学者のヘレナ・ネイピア。家事はまったくダメな彼女と、ハンサムで女たらしの夫ロッキー夫妻の登場で、教区の活動をパートでしていたミルドレットの静かな独身生活に波風が立ちはじめる…。 ピム独特のユーモアとウイット、シニシズムに支えられたこの小説は、訳者によれば「婚期を逸しつつある独身ヒロインの、女性特有の心の揺らぎ、ときにひがみっぽくなったり、臆病になったり、開き直ったり…と不安定に揺れ動く複雑な〈おとめ心〉」が現代日本の読者にもぴったり。読みながら思わず膝を打つようなイギリス小説))