版元ドットコムより


青弓社 『バラエティ化する宗教』 石井研士編著 10/22 \2,100 ((スピリチュアル番組や不思議現象番組、宗教団体の過剰報道など、いまや宗教はエンターテインメントとして発信されている。「スピリチュアリティとテレビの共犯関係」「宗教をめぐる報道とステレオタイプ」を軸に、バラエティ化する宗教の実像に迫る))
青弓社 『江戸幻獣博物誌 妖怪と未確認動物のはざまで』 伊藤龍平 10/22 \2,100 ((山男、雷獣や雷鳥、石羊、蛇タコ、ウナギになる山芋、一足鶏、くらっこ鳥、遊歩する魚介、波に乗るタコブネ、大海蛇。奇妙な生き物に対する江戸期の人々の豊かな想像力と好奇のまなざしを本草書から読み解き、日本人の動物観・生命観を浮かび上がらせる))
青弓社 『現代フェミニズムエシックス』 大越愛子、井桁碧編著 10/22 \2,940 ((戦後・暴力・ジェンダー 3――日本軍性奴隷制を裁く「女性国際戦犯法廷」の意義とアクティビスト松井やよりの思想性を振り返り、再評価する。「法廷」を経て今後より明確に把握されるべきマイノリティなどの視点をふまえながら、現代のフェミニストエシックスの可能的地平を切り開く))
青弓社 『『エリザベート』読本 ウィーンから日本へ』 渡辺諒 10/23 \2,100 ((人気ミュージカル『エリザベート』。ウィーン初演以来、日本をはじめ各国で翻案され上演されているこの作品の軌跡を、ウィーン版・エッセン版・宝塚版・東宝版を中心にたどる。成長し変化を続ける作品の尽きない魅力を解説し、愛と死の魅惑の世界へと誘う))

法政大学出版局 『身代りの山羊 〈新装版〉』 ルネ・ジラール/織田年和、富永茂樹訳 11/17 \4,410((叢書・ウニベルシタス170――人間の欲望の模倣性と社会の根底に潜む暴力を抉った前著の主張を更に徹底させ、マショーの詩におけるユダヤ人迫害からキリストの架刑まで、北欧神話における主人公の死から現代アメリカの黒人リンチにいたる様々な迫害の構造を分析したジラールの最新論考))