本やタウン:書籍近刊情報より


:研究社 『モダンにしてアンチモダン T.S.エリオットの肖像』 高柳俊一、佐藤亨ほか編 10/23 \3,990 ((『荒地』の詩人として、あるいは文芸批評家として、英語文学の世界に圧倒的な影響を及ぼしたエリオットの全体像を解き明かす))

:産業編集センター 『オカルトゼネコン火の島』 蒲原二郎 10/18 \1,260 ((オカルトゼネコンシリーズ第2弾。新人サラリーマン田中たもつに下された業務命令。それは新たなる地獄巡りにほかならなかった))

:樹立社 『星新一スター・ワーズ 星新一の名言160選』 星新一、星マリナほか 10/13 \1,470 ((ショートショートの神様、星新一が生み出した言葉の小宇宙))

水声社 『また君に恋をした』 アンドレ・ゴルツ/杉村裕史訳 10/下 \1,575 ((83歳の哲学者が長年連れ添った不治の病の妻に捧げる、最後のラブレター。ふたりは補い合いながら人生を歩み、共に幕を閉じた))
水声社 『田舎のミューズ 文学と狂気篇』 オノレ・ド・バルザック/加藤尚宏訳 10/下 \3,675 ((吝嗇家の夫との田舎での虚しい結婚生活を埋めるため、才気あふれるディナは詩人となり、愛人の批評家を追って、パリへと出てくるが))
水声社 『漱石を読む 日本文学の未来』 小島信夫 10/下 \7,350 ((戦後を代表する作家・小島信夫の評論・批評を8巻に集成。第1回配本は漱石から日本文学の未来を探る「漱石を読む」。解説=千野帽子))

白水社 『絵画を読み解く 愛と憎しみの物語』 アルベルト・マングェル/野中邦子訳 11/下 \5,040 ((絵画、写真、彫刻、建築などの作品を、既存の図像学や美術批評にとらわれず自由奔放に読み解く、魅惑の12章。図版多数収録))

本の雑誌社 『神様は本を読まない』 吉野朔実 10/13 \1,365 ((本好きの心をくすぐる本にまつわるエピソードをエッセイマンガ化。録り下ろしで柴田元幸さんとの対談も収録))
本の雑誌社 『劇画暮らし』 辰巳ヨシヒロ 10/20 \2,520 ((「劇画漂流」で手塚治虫文化賞大賞を受賞した著者の、書き下ろし自伝。「劇画」とともに歩んだ戦後マンガ史))
本の雑誌社 『定食と文学』 今柊二 11/下 \1,470 ((定食マスターの今柊二がこのたび向かうのは、文学の中の定食。腹が減ってなおかつ本が読みたくなるエッセイ集))