e-hon もうすぐ出る本の予約より


:弘文堂 『現代宗教意識論』 大澤真幸 10/29 ((いま宗教を論じることの意味は、なにか? 宮崎勤は、死んだ祖父を復活させるための儀式として幼女を殺傷。酒鬼薔薇聖斗は、バモイドオキという私的な神への儀式として、殺人を遂行。アキバ事件は、一見、宗教とは無縁で、本人も神や宗教をほとんど意識していないが、他の事件と関係づけながら、一種の宗教現象ととらえると、その構造が鮮明に浮かび上がる。本書の第一部は社会論理学・哲学・キリスト論という理論的な構成、第二部は現代の宗教意識を社会論として展開。第三部はこの20年間に起きた宮崎勤事件、酒鬼薔薇聖斗事件、アキハバラ事件を現代的な宗教現象としてとらえ、鋭く分析する))

ワニブックス 『ビートルズの幽霊』 葉山葉 11/19 \1,680 ((「もし、ジョンが生きていたら、作家になっていたかも…」。リバプールのホテルのバーで交わされた意味深長な会話からストーリーは始まる。デビュー前のハングリーなジョンたちが繰り広げた知られざる行状、ヒット曲連発後のワールドツアーで味わった栄光と挫折、ビートルズ解散後にメンバーが遭遇する運命のいたずら、ジョンを狙う暗殺者の行動を追った戦慄のラストシーン…。3年の年月をかけて世界9カ国にビートルズの足跡を追ったドキュメント・トラベルストーリー。ジョン・レノンの壮絶な生き様が浮き彫りに11))