版元ドットコムより


彩流社 『戦死とアメリ南北戦争62万人の「死」の意味 』 ドルー・ギルピン・ファウスト/黒沢 眞里子訳 10/1 \3,990 ((米国史上最大の戦死者をだした南北戦争。南部人も北部人も、いかに死を迎えるべきか、戦争の現実を直視することを余儀なくされ、同時に国家と文化を再定義することになった。死への対処は米国人の基本的な仕事となった))

羽鳥書店 『憲法のimagination』 長谷部恭男 10/1 \2,730 ((日本を代表する憲法学者によるエッセイ集――最新論文集『憲法の境界』、入門書決定版『憲法入門』につづく羽鳥書店刊行の第三弾。東京大学出版会『UP』誌での連載エッセイ「憲法のimagination」24回を中心に、2004年以降、著者が各紙・誌で発表してきた書評、コラムの計42編をまとめた。法律は縁遠いものと思っている人にとっても、「憲法学は、人はいかに行動すべきかを考える学問の一分野だということになります」という著者の一言には意外性を感じ、関心を持てるだろう。その小気味よい文章に引き込まれるうちに、憲法について興味深く学び、考えることができる。より幅広い人びとにとって読みやすいリベラルアーツ憲法入門書といえる一冊――思索する愉しみ 古今の哲学や文学、映画を緯糸に 憲法学者が織り上げるエッセイ・書評集))