本やタウン:書籍近刊情報より


水声社 『ミノタウロスの誘惑』 アナイス・ニン/大野朝子訳 8/下 \2,310 ((太陽がきらめく中南米のリゾート地を訪れた女性ジャズ・ピアニストが出会うものは。旅と音楽を題材に洗練された))

世界思想社 『晴れた日には『異邦人』を読もう アルベール・カミュと「やさしい無関心」』 東浦弘樹 9/上 \2,415 ((『異邦人』が放つ本質的な4つの問いからカミュの想いをときあかす。変えられないものに意味を与え、和解を可能にする文学の豊かな力))

東洋書店 『フロイトドストエフスキイ 精神分析とロシア文化』 岩本和久 8/下 \1,890 ((ロシア文化と西欧近代文明という、時に対立する概念をそれぞれ背負い、異なるフィールドで活躍した2人はまた、同時代人でもあった))

批評社 『流砂(3)』 栗本慎一郎三上治編 8/23 \1,260 ((思索と模索、時代と世代の制約を超えた問うべきものとその回答への情熱的な探究))