ビーケーワンより


彩流社 『クロアティアのアニメーション 人々の歴史と心の映し絵』 越村勲 8/- \2,310 ((クロアティアの人々の心性をザグレブ派アニメーションにそって考察する、社会史の新たな試み。クロアティア・アニメーションの成り立ちや、思考様式・感覚についても詳細に分析する))

水声社 『スピノザ論』 エティエンヌ・バリバール/水嶋一憲訳 8/- \4,200 ((エチカで知られる17世紀の哲学者のうちに、政治とコミニュケーションについての新しい思考を見出しスピノザ復興の先駆となる野心作))
水声社 『ガンバラ他 バルザック・芸術/狂気小説選集 音楽と狂気篇』 オノレ・ド・バルザック/私市保彦訳 8/- \3,150 ((酔った時だけ天才的な演奏をする音楽家ガンバラ。その妻に恋した青年が思いついたある企てとは。表題作を含む4篇収録の音楽譚))
水声社 『日本探偵小説論』 野崎六助 9/- \4,725 ((1920年代に勃興した「探偵小説」。純文学やプロレタリア文学をも巻き込んで自立してゆくその構造と魅力を描くスリリングな通史))