ビーケーワンより


:ヴィレッジブックス 『in our time』 アーネスト・ヘミングウェイ/柴田元幸訳 5/- \1,050 ((暴力的で緊張をはらんだ瞬間でもありながら、世界の無意味さが露呈するような、どこか滑稽な、茶番めいた瞬間−。戦争や闘牛などの一場面を印象的にスケッチした超短篇のみを集めた作品集。『モンキービジネス』掲載を書籍化。))

キネマ旬報社 『塚本晋也読本 SUPER REMIX VERSION』  5/- \2,310 ((「鉄男」「ヒルコ」「東京フィスト」など、衝撃作を次々に世に送り出す塚本晋也。俳優・スタッフによる証言、作品批評などから、世界の“TSUKAMOTO”の全貌に迫る。2003年刊の大増補VERSION。))

月曜社 『ソドム 法哲学への銘』 ルイ・サラ−モランス/馬場智一、柿並良佑、渡名喜庸哲訳 5/- \3,360 ((暴力論叢書 5――法は人間を秩序のもとに置き、そこから外れるものを裁く。自らを正当化する法の暴力に迫り、歴史を貫くその自在な支配に鋭い釘を刺す、鏤骨の一撃。カタルーニャ出身の哲学者、本邦初訳。))

:現代企画室 『カントリー・オブ・マイ・スカル 南アフリカ真実和解委員会〈虹の国〉の苦悩 ルポルタージュ』 アンキー・クロッホ/山下渉登訳 5/- \2,940 ((「アパルトヘイト以後」の真実に光をあてる渾身のルポルタージュ南アフリカの白人(アフリカーナー)である著者が、犠牲者と加害者双方の証言を取材し、深刻な暴力と分断を克服する「和解」のプロセスに向き合う。))
:現代企画室 『〈鏡〉としてのパレスチナ ナクバから同時代を問う』 ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉編/臼杵陽ほか 5/- \2,520 

工作舎 『古書の森逍遥』 黒岩比佐子 6/- \3,360 ((明治〜昭和の美麗な古書の魅力から古書展巡りの悲喜こもごもまで。サントリー学芸賞受賞作家の人気ブログを大幅改稿したエッセイ集))

講談社 『ゴーストベイビー』 白倉由美 5/- \1,785 
講談社 『パラドックスの悪魔』 池内了/ワタナベ ケンイチ絵 5/- \1,500 ((実際にはあり得ない状況を提示することから、論理や常識を疑い物事を深く考えさせるさまざまなパラドックスを分析しながら新しい目で世界を見直すきっかけを探る。))

:作品社 『モスクワ攻防戦』 アンドリュー・ナゴルスキー/津守滋、津守京子訳 5/- \2,310 

:書肆半日閑 『ハンナ・へーヒとラウール・ハウスマン ベルリン・ダダ物語』 カロリーネ・ヒレ/五十嵐蕗子訳 5/- \2,940 

:書肆山田 『変身のためのレクイエム』 ヤン・ファーブル/宇野邦一訳 5/- \2,625 ((le livre de luciole――魂の皮を剥ぐだろう やめないだろう 平穏を見出すまで 思考の迷走がやむまで この苦痛から解放されるまで(「ひとつの部族、それが私」より) ヤン・ファーブルの舞台用テクスト4作品を収録。))

信山社 『書物のある情景』 平井 一雄 4/- \3,780 ((芥川龍之介「澄江堂雑記」、塚本邦雄「百花遊歴」、ピエール・ルイス「ビリチスの歌」、ソポクレス「アンチゴネー」…。法学研究者である著者の人生が垣間見える読書録。))

水声社 『ボルタンスキーの可能な人生』 クリスチャン・ボルタンスキー/佐藤京子訳 5/- \4,200 ((現代フランスを代表する美術家が幼年時代の思い出、家族のことや1960年代から今日までのアーティストとしての軌跡を語り尽す自伝。))
水声社 『知られざる傑作 他』 オノレ・ド・バルザック/私市保彦訳 5/- \3,150 ((バルザック芸術・狂気小説選集 絵画と狂気篇――表題作のほか「財布」「ピエール・グラスー」など、絵画に憑かれた画家を描いたバルザックの芸術観が見える6篇。全篇新訳。))

論創社 『悪魔パズル』 パトリック・クェンティン/水野恵訳 5/- \2,310 9784846010447

メディアファクトリー 『富士子 島の怪談』 谷一生 5/- \1,260 
メディアファクトリー 『おじゃみ 京都怪談』 神狛しず 5/- \1,365 
メディアファクトリー 『視えるんです 怪談実話マンガ』 伊藤三巳華 5/- \924