e-honもうすぐ出る本の予約より


:NTT出版 『ラディカル構成主義』 エルンスト・フォン・グレーザーズフェルド/橋本渉訳/西垣通監修 12/上 \5,460 ((ラディカル構成主義とは?そしてそれはどういった思想的価値をもたらしたのか?   ラディカル構想主義は、ヴィーコ哲学やチェッカートのイタリア操作主義学派の理論、ピアジェの発生的認識論、そしてサイバネティクスの両者の影響は計り知れず、後にラディカル構成主義を受容した論者たちも、すでにいずれかの思想的影響を受容しているものである。日本ではその存在そのものは知られていたが、多くはピアジェの著作群の通じてまさしくその本質を描き出したのが本書である。))
:NTT出版 『スウィート・ドリームズ』 ダニエル・C・デネット/土屋俊+土屋希和子訳 12/上 \1,785 ((クオリアみたいな甘い夢が、「意識の科学」の進歩を妨げる! 『解明される意識』による大反響から10年あまり経ち、現在も、「意識」に関する科学研究は対立する理論が激しくぶつかり合う修羅場となっている。デネットは本書で再び同じテーマに取り組み、1991年以降、この分野で成し遂げられたおもな実証研究の成果を踏まえつつ、近年の理論的な課題に応えるかたちで「意識」に関する自己の理論を「改訂/更新」する。))

角川書店 『屁のような人生 ――水木しげる生誕八十八年記念出版――』 水木しげる 11/30 \4,935 ((祝・88歳! 大画翁、水木しげるの米寿を記念して贈る、人生クロニクル!  絵が得意だった少年時代、南方の戦地へ赴いた従軍時代、復員後の紙芝居、貸本漫画家時代を経て、商業誌デビュー、そして人気漫画家へ……今なお現役、日本漫画界の驚異、水木しげる翁の作品を網羅した、米寿記念作品))
角川書店 『TRIP TRAP トリップ・トラップ』 金原ひとみ 12/26 \1,470 ((著者新境地の最新作! 「ねえ、何しに来たの? 海に」 逃避だよ――。日常から逸脱した旅の果てにあるものとは? 研ぎ澄まされた描写が光る、著者新境地の最新作!))
角川書店 『俺、リフレ』 ヒキタクニオ 12/26 \1,470 ((俺、リフレ。冷蔵庫です。 俺はスウェーデンで作られ日本に渡り、作家の伊作家に買われた。でかすぎて収まらない冷蔵庫だ。伊作夫婦が、幼き天才ヴァイオリニストを預かってから、この家の雲行きが怪しい。「才能」を巡るバトルが始まったのだ))

白水社 『青い野を歩く』 クレア・キーガン/岩本正恵訳 12/上 \2,310 ((エクス・リブリス――名もなき人びとの恋愛、不倫、小さな決断を描いた世界は、「アイリッシュ・バラッド」の味わいと、哀しみ、ユーモアが漂う。))
白水社 『大学教授のように小説を読む方法』 トーマス・C・フォスター/矢倉尚子訳 12/下 \2,940 ((シェイクスピアの引用? 聖書の引喩? 英米文学に見られるさまざまな象徴やパターンを楽しく読み解く、アメリカのロングセラー。))