ビーケーワンより


水声社 『リアリズムの条件 ロシア近代文学の成立と植民地表象』 乗松亨平 10/- \4,200 ((19世紀ロシア・リアリズム文学の成立をその植民地表象、とりわけカフカス地方のそれをとおして分析しつつ、「テクスト」と「現実」との相関の現在に介入を試み、ポストコロニアル批評の彼方を目指す。))

:未知谷 『パリ人論』 フレデリック・オッフェ/宇京頼三訳 11/- \2,520 ((世界文化の中心ーパリ 唯一無二、人々の心にしめる“パリ神話”自由! ここでは全てが実現可能だ 今も昔も、未来もー芸術家を離さない軽妙さ、ゴシップ、コネ、サロン、男色、陰謀、党派、劣等・優等コンプレックス・・・。 排他的でありながら異邦人の町 アンビバレンツうずまく魅力を精神分析のスタイルで 女性的性格・小児的固着に根源を求めアルザス人特有の懐疑主義的精神で本質を突く。))